恵理子さん撮影のアシナガバチ2

恵理子さんのメールより

2008年10月8日
先日は、アシナガバチ団子の集団の中で、
大きい個体と小さい個体が交尾している姿を目撃しました。
大きい個体から生殖器らしき突起がでていましたので、
オスだったのでしょうか？
私はてっきり大きい個体は次期女王蜂候補だとばかり思っていました。

アシナガバチの場合はわかりませんが、ミツバチの交尾ではオスの
乳白色の生殖器が長く伸びて切れて落下し、女王蜂の体にオス
の生殖器の一部が付着して交尾標識が残ります。

出典　日本動物大百科10昆虫ⅢP53

女王蜂とオス蜂の大きさについては図鑑には特に記載がないので
個体差かもしれません。

恵理子さんのメールより

2008年10月15日

10/13に団子になっていたアシナガバチが古い巣から飛んでいきました。
どこに行ったのかと思いましたら、１つのグループは、団子になっていた
巣のある窓の、シャッターの戸袋に侵入していました。

また、１グループはベランダの観葉植物（ベンジャミン）の中に集まっています。
寒くなったので、本日ベンジャミンを室内に移動させようとして気づきました。

数匹は、家の換気孔の外の覆い部分に移動したものがいます。
きっとその他にもいろんな隙間に入り込んでいるのだと思います。

それぞれ冬を越すための移動でしょうか。
ベンジャミンに移動したグループは、どうしたものか悩ましいところです。