溝上さん撮影のキシタバ幼虫（ヤガ科）晶子のお庭は虫づくし
| 溝上さん撮影のキシタバ幼虫（ヤガ科） |
溝上さんのＨＰ 『モンテセルボ』
長崎県で喫茶店を経営されていらっしゃるのですが、お店の梁や柱は、溝上さんが山から直接運んできた杉を使っているそうです。ぜひお近くにお出かけの際にはお立ち寄りください。とても気さくで素敵なマスターです。ＨＰでは科学のお話やコーヒーーについて詳しくお話してくださっています。
2004.5.6（木）撮影
溝上さんが経営されているモンテセルボの喫茶店のバルコニーに現れたキシタバの幼虫です。
上にはフジがありそこから落ちてきたようです。
こんな珍客もいらっしるなんて楽しいですね。
キシタバ幼虫（ヤガ科）について
体長55〜65ミリ頭部黒色で中縫線の両側白色、福前頭の側方の白条のほか不規則な数本の白条が楯に走ります。
溝上さんが撮影された個体は一般的に見る黄色型ではなくて、褐色型なのかもしれません。褐色型は地色は全体淡紫を帯びる灰褐色で、背楯の前縁、胸脚の基部などが黄色です。気門暗褐色で環は黒色、胸脚黒色で腹脚は灰白色です。
食餌 フジのほかにクヌギの記録もあります。
参考文献 原色日本蛾類幼虫図鑑（上） 保育社
