『蝶の図鑑』の有田さんが撮影されたクロコノマチョウ幼虫

エノコログサを食餌にしていたクロコノマチョウの幼虫です。　有田さん撮影

クロコノマチョウの幼虫
終令幼虫は48～50ミリ、頭部には1対の長い棒状の突起があります。
頭部と胴部の境は強くくびれる。気門上線は細く黄色、気門下線は幅広く黄色。
気門淡黄褐色。
ジャノメチョウ科としては珍しい成虫越冬。
分布　本州(山梨県南部から静岡県以西)、四国、九州、対馬、五島列島、甑島列島、
黒島、屋久島、奄美諸島、沖縄諸島

有田さんHP 『蝶の図鑑』

クロコノマチョウの食餌(イネ科)
ススキ	トキワススキ	カリヤスモドキ	ジュズダマ	メヒシバ
ダンチク	トウモロコシ	ヒメモロコシ	セイバンモロコシ	ソルガム
サトウモロコシ	スーダングラス	ノガリヤス	アシボソ	チジミザサ
アブラススキ	ヒメアブラススキ	チガヤ	チョウセンガリヤス	ツルヨシ
ヨシ	アワ	ササキビ	イヌビエ	ヤダケ
ササガヤ	アシ	マコモ	エノコログサ	アキノエノコログサ
オギ	メダケ	ナルコビエ	ミヤコザサ

参考文献及び引用文献
日本産蝶類幼虫食草一覧　仁平　勲著
日本産蝶類幼虫食餌便覧　遠藤茂・仁平　勲著
原色蝶類検索図鑑　北隆社
原色日本蝶類幼虫大図鑑　保育社