ダンゴムシの観察日記

節足動物甲殻綱＞ワラジムシ目（等脚目）＞ワラジムシ　※昆虫ではありません。
等脚目の殆どが海に住んでいますが、オカダンゴムシやワラジムシは落ち葉や朽木、石の下で
暮らしています。
オカダンゴムシの繁殖期は6月末から8月です。（地域によって多少の違いはあります。）
繁殖期になると卵は雌の腹部にある薄い膜に覆われた保育のうに産み落とされます。
オカダンゴムシは帰化動物で、明治時代初期に横浜に入ってきた貿易品と一緒に日本に
きたようです。

だんご虫の赤ちゃんを4匹飼ってみる事にしました。
体長は5ミリから6ミリぐらいです。本の中で足は14本と書いてあったので数えてみました。
確かに右側に７本にありました。
ということは左右合わせて14本ということになります。
忙しく動くだんご虫をみているともっと沢山の脚があるのかと思っていました。

だんご虫の触覚の動きを見ているとダウジングを思い浮かべてしまいます。何かを一生懸命さぐ
っている様子は見ていて飽きないですね。

土にもぐったまま出てきませんので観察日記はお休みです。
だんご虫に似た虫にわらじ虫がいますが我が家ではコンクリートに多くいます。
ワラジムシはとても肥えた土を好むそうです。なのでワラジムシが住む庭はいい土らしいです。

落ち葉を一生懸命食べている様子を見る事ができました。落ち葉にはしっかり１センチぐらいの
穴があいていました。
去年の話しですがデージーの花によくだんご虫が群がるんですよね。
よく見るとしっかり花を食べていました。
見た時はとてもショックだったけど腐ったもの以外でも食べるのには驚きです。
（他の花は食べてない）　

落ち葉の上に糞らしきものが、ぽつぽつ見られるようになった。1～2ミリぐらいで色は黒っぽい
感じでょっと細長いものです。

だんご虫の節っていくつあるのか気になり、数えて
みました。
全部で14個だと思うのですが、多分その前後だと思
います。　

写真はイメージ画像です。

　2005.5.20撮影

だんご虫にもいろいろと好みがあるようで柔らかめのかなり腐敗が進んでいる葉を好んで食べるようです。
なかなか土に戻りにくい常緑樹の葉は見向きもしません。現在一番食べているのはいちごの葉です。

2000年4月9日（日）
今朝、朝日小学生新聞のトップページに大きなわらじ虫が載っていました。
正式和名は、ジャイアント・アイソポットと言うそうですが現在体長25センチ、体重600グラムあるそうです。
体は真っ白で、魚を食べるそうです。日本では、始めての公開で、東京都江戸川区の葛西臨海水族館にいます。
『深海のそうじや』ともよばれているんですって。陸のわらじ虫と同じですね。ついつい殻の数を数えて
しまいました。
偶然かな！成長すると40センチぐらいにまでなるそうてすからすごいですよね。

赤ちゃんだんご虫がいつの間にか、随分大きくなって
いました。２倍ぐらいには、なったかな。枯れ葉の下で
丸くなっていました。お腹を上に向けた状態で丸まって
いたので、もぞもぞと外の様子でも、伺うように足を出し
たり引っ込めたりしていました。最後には、土をつかみ
込み思いっきり体を延ばして起き上がり、すたすたと
歩き出しました。

写真はイメージ画像です。

　2005.5.20撮影

暖かくなり庭でもあちこちでだんご虫を見かけるように
なりました。庭でもあっと言う間に捕まえられるのが、
だんご虫で、なかなか捕まえようとしても、捕まらな
いのがワラジムシです。だんご虫の方は、身の危険
を感じると逃げるより、丸くなってしまうことが多いよう
です。

写真はイメージ画像です。
ワラジムシ

　2001.3.18撮影

葛西臨海水族館に行ってきました。
4月9日の小学生新聞に掲載されていたジャイアント・アイソポットに合う事が出来ました。体長はまだ25
センチ位だったと思います。
でも会えてとても感激でした。

参考文献
動物たちの地球70　無脊椎動物10　朝日新聞社
やあ!出会えたね　ダンゴムシ　アリス館
むし　くらしとかいかた　ひかりのくに
原色ワイド図鑑　飼育Ⅰ　学習研究社