用意するもの
飼育ケース、小石、枯葉、土 ミミズが居た場所のもの
餌 腐りかけた葉、牛や鳥の糞、すりつぶしたオートミール、ピートモスなど
飼育方法
飼育ケースの一番下に小石を敷きます。その上にミミズがいたところの土を入れます。
土の上に枯葉を敷き詰めます。
すりつぶしたオートミールを水で練って団子状にしたものと腐った落ち葉などを置きます。
土はつねに湿り気があるようにしてあげてください。
夏は蒸れないように風通しのよい日陰におき、冬は凍らないように室内で飼育してください。
飼育ケースと蓋の間にはガーゼのようなものをはさめておくといいと思います。
幼体と成体の見分け方
体の前の方に帯状に太くなった環帯が見られるのが成体です。ないのが幼体です。
オスとメスの区別はなく雌雄同体です。
ミミズと土壌
土の中にトンネルをほって土を動かすことにより土壌を耕すことと、落ち葉や地中の根などを食べて分解する働きがあります。ミミズの糞は、植物の成長にかかせない栄養素を含んでいます。1uに排出される糞の量は多い所では20〜30sにもなります。
特徴
生まれた時から親と同じ形です。
たくさんのふしがつなかっています。
鼻がなくても体の表面で呼吸します。
目がなくても体の表面で光を感じることが出来ます。
土の中にトンネルを掘って、土を耕してくれる。
参考文献 ひかりのくに(株)出版
ちいさないきもの くらしとかいかた
朝日百科 動物たちの地球63 無脊椎動物3
学習研究社 原色ワイド図鑑 飼育T
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