横山さんが撮影されたホシヒメホウジャク幼虫

横山さんが撮影されたホシヒメホウジャク幼虫　2008年10月3日

バジルの鉢にいたホシヒメホウジャクの幼虫ですが、近くには食餌のヘクソカズラ
は見当たらなかったそうです。何を食べていたのでしょうか。

横山さんが撮影されたホシヒメホウジャク幼虫　2008年10月3日

若令幼虫は淡緑色ですが、終令幼虫は4つの色彩型があります。
この幼虫は第1型(紫色)

頭部暗紫色で正面淡色　側方に淡色条が縦走する。
胴部紫色で淡色の細点を散布する。
側面第2～第7節に淡色の5斜条あり、第2腹節および第6.7腹節にまたがるものは
白色で鮮明。
気門濃褐色で上下両端に白点をもつ。
胸脚淡褐色で黒条を帯びる。
尾角紫灰色で細刺黒色。
背面には第1～第7腹節に各関節1個ずつ不明瞭な菱形紋を連ねる。

横山さんが撮影されたホシヒメホウジャク幼虫　2008年10月3日

ホシヒメホウジャクの幼虫
体長45～55ミリ。頭部は小さく巾2.5ミリ内外。
胸部は前方へ向かって細まり、前胸部は著しく小さくなり巾は第3腹節の幅の1/2に
達しない。
腹部中央部の各環節には各8条ほどの横皴がある。
尾角は著しく長くて頭部の幅の4.5倍を超える。　出典　原色日本蛾類幼虫図鑑　(上)