五十嵐正俊さんが撮影されたベニスズメ幼虫 緑色型

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ベニスズメ幼虫 緑色型 

五十嵐正俊さんが撮影されたベニスズメ幼虫 緑色型  2005年7月23日 青森県 某池のそば
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身近の生き物 −虫眼鏡で見る世界

 

ベニスズメの幼虫は飼育下では終令になると褐色に変化し、緑色型を目にすることは少ないようです。

撮影された場所が水辺であり、ヒメスズメの食餌として現在確認されているカワラマツバが近くにあった可能性もあり、ベニスズメにとてもよく似ているヒメスズメの可能性もあるのではないかと思います。

ベニスズメとヒメスズメの見分け方については月間むし 1990年6月号 No232 ヒメスズメの幼虫を参考にしました。

ヒメスズメ終令幼虫  眼状斑が淡色で目立たない 尾角が短い(4ミリ以下)
亜終令幼虫(緑色)の場合は腹部第1節と2節の背にある眼状斑の形や
腹部各節側線の背面に黒斑があることで区別

ベニスズメ  尾角は先端半分くらいが白くよく目立つ

*ベニスズメもヒメスズメもカワラマツバを食餌としているので、もしカワラマツバまたはキバナカワラマツバにいるスズメガの幼虫がいたらぜひ情報をお寄せ下さい。宜しくお願いします。

 

引用文献及び参考文献
原色日本蛾類幼虫図鑑(上) 保育社
日本産蛾類生態図鑑 講談社
月間むし 1990年6月号 No232 ヒメスズメの幼虫 宮田 淋
日本産スズメガ科幼虫図譜 松浦 寛子 

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