晶子のお庭は虫づくし

溝上さん撮影のツチハンミョウの仲間(キュウシュウツチハンミョウsp)

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溝上さんのHP 『モンテセルボ』
 

キュウシュウツチハンミョウsp
2004.12.8溝上さん撮影(長崎県) ツチハンミョウ科のキュウシュウツチハンミョウ♀だとだと思い
ます。同定ミスの場合、ご連絡頂けると幸いです。宜しくお願いします。
キュウシュウツチハンミョウ
8〜20ミリ。黒青色、ときに緑藍色ないし藍色を帯びるが、紫色を帯びることはありません。成虫は
晩秋に限り出現します。
分布 本州(近畿以西)、九州

 

ツチハンミョウについて
この仲間は幼虫時代に「過変態」というきわめて特異な変態をします。また成虫の体に含まれているカンタリジンという成分は人体に触れると、皮膚が赤くはれたり水泡が出来たりするので注意が必要です。日本には15種類が生息し、成虫は植物の葉を食餌しています。

卵は土の中に産卵し、孵化した幼虫は植物上に這い上がり花を訪れたハナバチ類の体にしがみついて地下のハチの巣に運ばれ、ハチの卵や貯蔵されている花粉や蜜を食べて成長します。(花は小花が沢山あつまって一つの花になっている頭状花を好みます。)

孵化から蛹化まで脱皮ごとに幼虫の体が著しく変化し、摂食行動や運動の全く見られない「擬蛹」と呼ばれる段階を経て再び口期や脚を持つ幼虫に脱皮してから最後に真の蛹になります。(過変態)

 

参考文献及び引用文献 
原色日本甲虫図鑑V 保育社
山渓フィールドブックス 甲虫
ファーブル写真昆虫記6 リラの花祭りのお客 岩崎書店

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