晶子のお庭は虫づくし

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悪者にされた虫たち悪者にされた虫たち
著者 奥井 一満

発行所 朝日新聞社

定価 780円

人間の自然観は、利害関係を中心にしたものであって、人間が必要とする植物と虫の食が同じだっために害虫としてのレッテルを貼られたにすぎないのです。私達が自分の利益に固執し、ある一定の虫を排除しようとすれば、生態系が崩れ、また別の種の虫が大発生することにもなりかねない危険性があるようです。彼らは私達より何十倍も長い歴史があり、彼らと共存していくことがこれからの私達の課題なのかもしれません。

本の著者は虫の弁護人としてこの本を書かれていますが、かといって「害虫」と呼ばれる虫達を自由にのさばらしておいていいわけではなく、自然にはルールがあり、そのルールの一つには必要以上のことは行わないということであるとも述べていました。

 

 

 

 

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