晶子のお庭は虫づくし
観察日記2004年7月-1 |
2004.7.5(月)
蛹越冬していたクルマスズメが無事に羽化しました。 今年は雨が少なく暑い日が続いているせいでしょう か、いつもなら姿が見られるスズメガの幼虫が例年 に比べて少ないうようです。幼虫越冬していたトビイ ロスズメも先日確認した時点ではまだ幼虫のままで した。 撮影年月日 H16.7.8 お薦めサイト紹介 |
2004.7.11(日)
ヤマブドウにいたブドウスカシクロバ(マダラガ科)の 幼虫です。ブドウの害虫して有名です。年一回の発 生で老熟幼虫で繭を作り越冬し、翌春蛹化します。 参考文献 原色日本蛾類幼虫図鑑 撮影年月日 H16.7.11 |
2004.7.18(日)
アゲハモドキ(アゲハモドキ科)の終令幼虫です。年 1〜2回発生し、幼虫は7月、10月に見られます。体 全体を細く枝状に伸びた白ロウ物質に覆われてい ますが、触ったり飼育すると落ちてしまいます。 似た幼虫にシロアシマルハバチやミツクリハバチ の幼虫がいます。 参考文献 原色日本蛾類幼虫図鑑 日本産蛾類生態図鑑 撮影年月日 H16.7.18 |
2004.7.18(日)
クロヒカゲ(ジャノメチョウ科)の中令幼虫です。 若令幼虫は緑色ですが、中令以降は褐色型と緑 色型に分かれます。褐色系の幼虫は昼間でも葉 を離れて茎などに静止するくことがありますが、 緑色型は主に夜間に摂食行動が見られます。 参考文献 撮影年月日 H16.7.11 |
2004.7.27(火)
飼育していたクロヒカゲが無事に羽化しました。 成虫はよく見かけるのですが、こうして真近でみる と目が縦縞でかわいい顔をしていました。ここ数日 我が家では羽化ラッシュが続いています。 撮影年月日 H16.7.27 |
2004.7.29(木)
ハリギリにいたヤスジシャチホコ(シャチホコガ科)の幼 虫です。体を丸めて、トグロを巻いているような体勢で いることが多く、ハバチの幼虫に似ています。 現在蛹になりました。 参考文献 撮影年月日 H16.7.18 『ネイチャーネットワーク』 |
2011.5.18更新