晶子のお庭は虫づくし
ヒメシロモンドクガの観察日記1 |
ドクガ科>ヒメシロモンドクガ 終令幼虫は体長約40ミリ、頭部は淡褐色から黒色まで個体変異があります。 体は黒褐色で背面には幅広い黒色縦帯があり、これに沿って橙色線が走ります。 第1〜4腹節の歯プラシ状の毛束は白色からクリーム色です。胸脚は光沢のある茶褐色。 別名コツノケムシとも呼ばれています。 1〜2回脱皮した幼虫で越冬します。 体毛を薄い灰白色の糸で綴った繭を作って蛹化、蛹期間は10日〜14日くらいです。 食餌 リンゴ、スモモ、ウメ、サクラなどの各種イバラ科植物、クワ(クワ科)、 クヌギ、シイ(ブナ科)、プラタナス(スズケカケノキ科)、ポプラ(ヤナギ科)など |
栃木県の野寺さんからドウダンツヅジにいたという情報を頂きました。
2003年6月10日(火)
2003年6月12日(木)
エノキの側脈を残して食べていました。......... 体長は1センチです。 |
2003年6月14日(土)
脱皮したようです。 前胸の気門前瘤起から黒色の長い毛束が前方に向かって出てきました。 |
2003年6月15日(日)
ヤマボウシにいたヒメシロモンドクガの終令幼虫です。 |
参考文献
原色日本蛾類幼虫図鑑 保育社
原色日本蛾類図鑑 保育社
2011.5.7更新
2020.1.27更新