晶子のお庭は虫づくし
キバラモクメキリガの観察日記1 |
ヤガ科>キバラモクメキリガ 体長約55ミリ。頭部は橙褐色で、背楯がビロウド様で黒色です。気門線の背線は細く白色で第7腹節より後方では下方に曲がって尾脚側面に至る。 気門線の背縁は細く黒色に縁どられ、腹方は腹脚わ含めてやや赤みを帯びた淡褐色です。背線は細く灰白色で、各関節の中央部で途切れています。 気門は橙褐色で黒環を持つ。胸脚は赤褐色。 発生は年1回、成虫越冬で幼虫は5〜6月にみられます。
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2003年5月22日(木)
エノキにいたキバラモクメキリガの幼虫です。亜終令幼虫(4令) 4令までの幼虫は体色が明るく、背線、側線、気門線が白色です。 背楯も黒色ではありません。 |
2003年5月24日(土)
眠に入ったようです。
2003年5月26日(月)
脱皮したようです。背楯が少し褐色かがってきました。終令幼虫(5令) |
2003年5月27日(火)
背楯はビロウド様の黒色に変化し、体色も薄茶色に変わってきました。 体長は2.5センチです。 |
参考文献
原色日本蛾類図鑑(下) 保育社
原色日本蛾類幼虫図鑑(上) 保育社
日本幼虫図鑑 北隆館
2011.5.9更新
2020.1.24更新