晶子のお庭は虫゚づくし
クロキシタアツバの観察日記 |
ヤガ科
アツバ亜科 クロシタアツバ 終齢幼虫の体長22ミリ内外、細長い円筒形です。 頭部は橙黄色、胴部は黄を帯びる淡緑色です。 各刺毛基部の突起は黒色で、全体に黒紋を散らすようにみえます。 胸脚、腹脚にも小黒紋があります。幼虫は5月〜9月にみられます。蛹越冬 食草 ヤブマオ、カラムシなど 我が家ではイラクサで飼育しました。 |
2000年8月26日(土)
イラクサにクロキシタアツバの幼虫がついていました。............. |
2000年8月27日(月)
体長は3センチです。.................................................................... |
2000年8月30日(水)
イラクサに糸を吐いて繭のようなものを作り 中に入っています。 薄い繭なので幼虫の様子ははっきりと見えます。 しましま模様だったものがクリーム色に黒い斑 点が沢山出来て来ました。 体は縮んでいます。1.5センチぐらいになって いました。 前蛹でしょうか。
|
2000年8月31日(木)
茶色の蛹になっていました。............................................................ |
2000年9月9日(土)
今日羽化しました。 とてもきれいな濃い藍色で長さが1センチで幅は1.5センチです。 羽には波模様がありとても美しい蛾です。写真を撮ろうと思った時に逃げられてしまいしまた。 |
2001年8月3日(金)
庭に植えたイラクサに数頭のクロキシタアツバの幼虫がいました。体長は2.5センチでした。 |
2001年8月5日(日)
第3腹節には腹脚を欠きます。 | |
胸脚に小黒紋があります。 一頭は葉を折り曲げて中で蛹になる準備を始めたようです。 |
2001年8月16日(木)
クロキシタアツバが羽化していました。 開張28〜35ミリ。顔には円錐形に突出した毛塊がみられます。5月から10月に出現。 分布 北海道、本州、四国、九州、屋久島、沖縄、朝鮮、中華、満州 似たガにタイワンキシタアツバがいますが、前翅に三角形の黒斑があります・。 |
2001年8月17日(金)
クロキシアシタバの蛹の抜け殻です。 |
引用文献及び参考文献
原色日本蛾類図鑑(下) 保育社
原色日本蛾類幼虫図鑑(上) 保育社
2020.1.22更新