晶子のお庭は虫づくし

モンキクロノメイガの観察日記1

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メイガ科>モンキクロノメイガ

体長約20ミリ。頭部褐色、胴部緑色、刺毛は淡い褐色。背楯及び胸脚は褐色。気門輪も褐色。

幼虫は8月〜9月に葉を巻いてその中に棲み食害します。葉巻の中に糞をためていて、驚くとかなり勢いよく動く。

年2〜3回発生 日本全国及びシベリア南東部、朝鮮半島、インドなどに分布しています。本土のほか、

対馬、種子島、屋久島、奄美大島、沖縄本島、石垣島、宮古島、吐喝喇列島

食餌 ブドウ、ノブドウ、エビヅル、ヤブカラシ(ブドウ科)

2003年8月10日(日)

モンキクロノメイガの終令幼虫 8月10日(日)
ノブドウの葉についていたスズメガの卵の孵化を楽しみ

にしていたですが、卵は孵化することはなく、同じ葉に

ついていた卵から別の幼虫が孵化していました。

なのでこの幼虫についてはあまり気にとめることもなく

いたので記録がほとんどありません。

不思議なのはノブドウの葉をまるめた巣の中にスズメガ

の卵を抱え込んでいることが何度かありました。

   

2003年8月12日(火)

モンキクロノメイガの前蛹 前蛹でしょうか。   体色が赤色に変化していました。

2003年8月25日(月)

モンキクロノメイガ 無事に羽化しました。

触覚は♂♀とも糸状ですが、♂は基節の内側から鱗粉

の束が突出し・第2節はえぐれています。

2003年9月10日(水)

ノブドウの葉でみつけたモンキクロノメイガの幼虫です。

参考文献
原色日本蛾類幼虫図鑑(下) 保育社
日本農業害虫大事典 全国農村教育協会
日本産蛾類大図鑑 講談社
原色日本蛾類図鑑(上) 保育社

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2011.5.13更新