晶子のお庭は虫づくし
ニトベエダシャクの観察日記1 |
体長約35ミリ。体はほぼ同じ太さの円筒形で、尾端は丸い。各環節には数本ずつの横皺が顕著です。 第5腹節には微小な腹脚があります。頭部は橙黄色で無紋。胴部は青白色で背面に灰色を帯び、 白粉を装うような感じがします。気門とその周辺が円形に黒紋をなして顕著です。 発生は年一回幼虫は5月上・中旬に老熟して土中に入り蛹化、羽化出現は11月中・下旬
常,に体を丸めている習性があります。 |
2003年5月5日(月)
コナラにいたニトベエダシャクの幼虫です。 体長は1センチです。 |
2003年5月7日(水)
体長は1.6センチです。 |
2003年5月11日(日)
体長は1.8センチです。移動の時は糸を吐いているようですが、 これは万が一の場合の命綱のようなものなんでしょうか。 |
参考文献
原色日本蛾類幼虫図鑑(下)
原色日本蛾類図鑑(上)
日本幼虫図鑑 北隆館
2011.4.30更新
2020.1.25更新