晶子のお庭は虫づくし

シロシタオビエダシャクの観察日記1

ホーム サイトマップ サイトマップ蛾

シャクガ科>シロシタオビエダシャク
A1-A7のD刺毛の基部はやや隆起し黒色です。そのために黒点を並べているように見える個体が多いそうです。
幼虫越冬と思われています。
多食性

2000年9月3日(日)

シロシタオビエダシャク幼虫
サンショウの木でカラスアゲハの卵を探してい
たら、小さなシャクトリムシに会いました。
とてもスリムで体長は3センチです。
色は緑色に近い薄茶色です。

2000年9月4日(火)
姿が見えなくなりました。土に潜ったようです。

9月15日(金)

シロシタオビエダシャク幼虫 先日と同じサンショウでまたシャクトリ

が2頭見つかりました。

同じものかなのかどうかはわかりません。

この幼虫はシロシタオビエダシャクだと

います。

9月22日(金)

シロシタオビエダシャク 中横線と外横線の間は白く、亜外縁線は青色を
帯びています。
本州中部山地には7〜9月に多く東北、北陸、関東
、東海でも見られます。

開張39〜45ミリ。♀は暗色部が♂ほど濃厚でない。
裏面前翅の翅頂と第3室には黄白色紋があります。

無事に羽化していました。ちょっと地味な感じもしますが着物の柄にでもなりそうです。

2004年1月25日(日)蛾についての研究をされている中学1年のアフロさんが、「原色日本蛾類図鑑(上)」で丁寧に調べてくださり、名前が判明しました。ありがとうございます。

参考文献
原色日本蛾類図鑑(上) 保育社
日本産蛾類大図鑑 講談社
日本産蛾生態図鑑 講談社

 もどる  ほーむ  

2020.1.26更新