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2014.年 撮影
ドクガ科 ドクガ
体長約40㎜ 頭部約4㎜ 頭部は光沢ある黒褐色で各縫線は淡褐色、全面にまばらで短い二次刺毛を生じる。 体は黒色、背線は細く橙色で第1~3腹節および第8、10腹節では消失、中、後胸 および第9腹節では幅の広い橙色紋となり、特に第9腹節ではこれが気門下線まで続く 横帯となる。
胸脚は光沢ある褐色、腹脚は黒褐色で周囲を淡褐色の長毛でおおわれる。
年1回の発生。若齢幼虫で群集して冬を越し、4月頃から新芽を食害しはじめる。 若齢のうちは群生して糸を吐き頭をそろえて食害するが、後には分散する。 幼虫は12~16回位脱皮を行う。
体毛に触れると発疹し激しいかゆみを覚えるが、この毒針毛は卵塊の毛、蛹、繭にも 含まれる。
食草
きわめて雑食性で、サクラ、ウメ、ナシ、リンゴ、バラ類、キイチゴ類など各種イパラ科 植物、クヌギ、コナラ、クリなど多くの記録がある。
出典 原色日本蛾類幼虫図鑑 上 保育社
2014.8.13更新