晶子のお庭は虫づくし

カメムシの仲間たち・ツノカメムシ科

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エサキモンキツノカメムシ
ツノカメムシ科 エサキモンツノカメムシ
H13.8.16撮影

体長12〜14ミリ ミズキ、タラ、ウドなどにつくエサキモンツノカメムシのメスは、

自分が産んだ卵を外的から守る習性があります。

敵が近づくと羽ばたいたり、体を傾けたりして卵を守ります。

お母さんは卵から孵化して2令幼虫になるまでずっと見守り続けます。

この間10日程、親も幼虫も餌を食べません。

2令になった幼虫は母親から離れて集団行動をしていきます。

5月7月の間にかけて、ミズキの葉の裏によくみかけられるようです。

他に卵を保護するカメムシは、日本では16種確認されています。

 

 

コオイムシ科 コオイムシ
オオコオイムシ
タガメ
ヒラタカメシムシ科 クロヒラタカメシム
ツノカメムシ科 オオツノカメムシ
クロヒメツノカメムシ
アカヒメツノカメムシ
キタヒメツノカメムシ
ヒメツノカメムシ
ゼグロヒメツノカメムシ
エサキモンツノカメムシ
モンキツノカメムシ
ツチカメムシ科 ミツボシツチカメムシ
シロヘリツチカメムシ
ベニツチカメムシ
キンカメムシ科 アカギカメムシ    

 

セアカツノカメムシ
ツノカメムシ科 セアカツノカメムシ
H13.7.1撮影

体長15〜17ミリ ミズキ、ヒノキ、スギなどの木の汁を吸っています。

5月中旬頃ミズキの葉の裏に卵を産みます。

♂は短いハサミ状の突起があります。

夏は背中の赤がとても鮮やかになりますが、越冬中は茶色みを帯びています。

 

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参考文献
自然の観察事典 カメムシ観察事典 偕成社
原色日本昆虫図鑑 保育社
カメムシの仲間たち
昆虫U・クモ 学研
動物たちの地球 朝日新聞社
日本動物大百科 昆虫T 平凡社

2011.5.13更新