晶子のお庭は虫づくし

晶子の朝中特派員レポート5

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2007年1月21日掲載 朝日中学生ウィークリー 

朝日中学生ウィークリー 2007年1月21日  朝中特派員リポート
庭のコアシナガバチの巣を観察

我が家の庭に昨年の春、コアシナガバチが巣を掛けてくれました。アシナガバチはツバメと同じように、
巣を作ると縁起がいいらしいです。巣を作り始めた5月から夏休みにかけて、私は観察を続けてみまし
た。そしてあることに気がついたのです。

 一つ目は、成虫がいも虫のフンを食べるのではないかということです。庭で観察していると、娘バチが
黒いピーマンのような筋の入っただんごを食べていました。あきらかに肉だんごとは質感が違うのです。
 また、幼虫に与えるのではなく、娘バチがたべていたのです。食べていたのがフンなのか肉だんごな
のか、はっきりわかりませんでした。幼虫も食べればフンをすると思うのですが、巣の下にはフンは
見当たりません。もう少し観察してみたいと思っています。

2つ目は、娘バチが幼虫を肉だんごにしてしまったことです。一瞬の出来事でした。幼虫が巣から顔を
出したとき、いきなり引きずり出したのです。その後、肉だんごにされ、他の幼虫のえさになりました。

それを見たときはとてもショックでした。しかし後で写真を見て気づいたのですが、幼虫の体に茶色の
染みがありました。おそらく寄生されていたのでしょう。

あくまでも推論ですが、一匹の幼虫から寄生が巣全体に広がらないように、その前に食べてしまおうと
いう娘バチたちの防衛本能なのかもしれません。ちなみに肉だんごにされた幼虫の内臓は、引っ張り
出されて捨てられました。

私はこのアシナガバチの観察を通して、自然界は厳しいおきてがあって成り立っていると強く感じました。

                                         宮城 2年 晶子 

 

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