体長70〜75ミリ。体型はブドウスズメににています。胴部の気門下線部が屈曲して隆起し、各小環節には低い鈍い顆粒を配列し、側線列および背面の八字型条斑列をなすものはかなり顕著です。尾角の長さは約7.5ミリ、少し太めで硬く、腹方へ弧状に湾曲しています。頭部黄緑色で顆粒黄色。側方に黄色縦条があり、後端は胸部の側線に連なっています。
胴部黄緑色、背面および胸部側面では顆粒が黄色で、全体黄色の色調が強い。終令になった時に褐色になるものもいます。胴部の腹面は黄色で、基線部付近に鮮明な黄色斑わ各節1個ずつ配列します。幼虫は7〜8月にみられます。蛹越冬

食餌　ノブドウ、ツタ、エビヅルなどのブドウ科　北海道ではノリウツギ(ユキノシタ科)

クルマスズメの観察日記

スズメガ科の見分け方