晶子のお庭は虫づくし
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ヤガ科・キバラケンモン幼虫

キバラケンモン終令幼虫
キバラケンモン終令幼虫 食餌(サクラ)
2003.8.26撮影

キバラケンモン終令幼虫
キバラケンモン終令幼虫 食餌(サクラ)
2003.8.25撮影

幼虫の特長  体長約40ミリ、頭部はやや横に広く角ばり刺毛が多い。個眼の大はやや歪形、第3は顕著に大型で突出し、第1〜第4がほぼ等間隔です。胴部は円筒形で長毛を叢生しているが、体表面は平滑で顆粒がみられません。亜背線上の瘤起はやや顕著に突出し、特に中胸節と第8腹節においては大きな嚢上の突起をなし、後者は左右合致して一塊になっています。頭部光沢ある黒色、胴部も黒色で背面および側面腹方は褐色を帯び、灰白点を散布します。背線とその両側の亜背線は赤色。気門は白色で黒環を持ち、その周辺は橙赤色を帯びています。胸脚黒色で先半分褐色、腹脚橙褐色。気門線に沿い各節間部にある大型の白斑には白色刺毛を刷毛状に列生します。
幼虫の出現は7〜11月、4〜5月にも現れると推測されています。蛹越冬

食餌 コゴメウツギ、タチバナモドキ(イバラ科)、ヒサカキ(ツバキ科)、シャシャンボ(ツツジ科)

キバラケンモンの観察日記

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2011.4.30更新