晶子のお庭は虫づくし
観察日記2003年7月-3 |
2003.7.6(日)
マツの葉にいたクロスズメ(スズメガ科)の幼虫です。 似た幼虫にマツクロスズメがいますが、マツクロスズメ は胸脚が白で亜背線がクロスズメほどはっきりして いないので区別がつきます。 |
2003.7.8(火)
クリの葉にいたツマジロシャチホコ(シャチホコガ科) の幼虫です。 頭部前面には頭頂から走る2対の黒色縦線があり、 前胸背上には1対の小瘤起があり先端は淡紅色です。 第3、8腹節背上にも角化した肉質突起があり、 先端は赤黒色です。 撮影月日H15.7.8(火) |
2003.7.9(水)
ホウセンカにいたベニスズメ(スズメガ科)の亜終令幼虫 です。 コスズメの幼虫にも似ていますが、第1・2腹節にある 眼状紋の中心は黄灰色で、尾角の先端は黒色です。 終令になると褐色に変わるものもいます。 撮影月日H15.7.9(水) |
2003.7.10(木)
ヘクソカズラにいたチャイロハバチ (ハバチ科)の幼虫です。 頭部と胸脚は黒く、体色は橙黄色です。 ゴツゴツした感じのするイモムシでとても印象的でした。 撮影月日H15.7.9(水) |
2003.7.11(金)
スイカズラにいたアサマイチモンジの4令幼虫です。 とてもよく似た幼虫にイチモンジチョウがいますが、 アサマイチモンジは亜背部の大型突起が長く 第7節と8節を比べた時に7節の方が長いので 区別がつきます。 イチモンジチョウは長さが同じです。 撮影月日H15.7.11(金) |
2003.7.14(月)
サクラにいたヒメヤママユの幼虫です。 体に生えた毛はほとんど同じ長さで きれにいそろっています。胸脚は淡紅色です。 撮影月日H15.7.14(月) |
2011.5.17更新