晶子のお庭は虫づくし
観察日記2004年6月-1 |
2004.6.3(木)
飼育していたコガタツバメエダシャクが無事に羽化しました。似た個体がとても多いのです が、顔面は白で上部だけ橙褐色なのが特徴です。 撮影年月日 H16.5.30 参考文献 日本産蛾類大図鑑 講談社 |
2004.6.8(火)
今年はコナラにヤママユの幼虫を沢山見かけ ます。我が家でも一頭飼育中です。脱皮した後 ねんてん運動に入る前にお尻をなめていまし た。 文・絵 晶子 |
2004.6.10(木)
クヌギにいたチャイロキリガです。飼育中はコナ ラで代用していました。現在は蛹になり来春羽 化予定です。頭部は光沢がありますが、体は横 皺が多く、イモムシらしくない異質な感じのする ものでした。 撮影年月日 H16.5.30 参考文献 日本産蛾類生態図鑑 講談社 |
2004.6.11(金)
クリの葉にいたクスサンの若令幼虫です。クスサ ンは若令の頃は集団でいることが多いと図鑑に は書かれていましたが、私が見つけたのは一頭 だけでした。無事に羽化してくれるといいと思いま す。去年の観察日記もアップし終わらないまま、虫 の季節に入り春から飼育した個体は60種以上、 途中寄生や病気で亡くなってしまう個体も多く、同 定できずに終わってしまうのが一番悔しいです。 撮影年月日 H16.5.23 参考文献 日本産蛾類生態図鑑 講談社 |
2004.6.15(火)
サクラにいたウメスカシクロバ(マダラガ科)の幼虫 です。 体は灰紫色ですが、腹面は紅紫色です。幼虫に触 れると麻疹でることもあるので注意して下さい。 撮影年月日 H16.5.9 参考文献 原色日本蛾類幼虫図鑑(下) 保育社 |
2004.6.19(土)
エゾヨツメの4令幼虫です。若令の時よりもヤママユ ガの仲間らしくなってきました。 文・絵 晶子 撮影年月日 H16.6.19 6/18 |
2011.5.18更新