晶子のお庭は虫づくし
観察日記2004年5月-2 |
2004.5.26(水)
エゾヨツメの若令幼虫です。幼虫はヤママユガ科とは思えない突起があります。前胸前縁・ 中胸に1対、第8腹関節背面に一本の突起があり、若令の頃は特に顕著です。コナラに産 卵されたいた卵を採取して現在飼育中です。 参考文献 日本幼虫図鑑 北隆館 |
2004.5.31(月)
カラマツソウにいたキタエグリバ(ヤガ科)の老熟幼虫です。 参考文献 原色日本蛾類幼虫図鑑(上) 【みんなで作る日本産蛾類図鑑】の掲示板で教えて頂きました。 Aclerisさんから 『蛾類生態図鑑(講談社)によると、キンイロエグリバとキタエグリバの幼虫はよく似ているそう ですが、キンイロエグリバはツヅラフジ科(アオツヅラフジ・コウモリカズラ)を食すのに対して、キタエグリバはケ シ科(ムラサキケマン・キケマン)とキンポウゲ科(アキカラマツなど)を食べるのだそうです。あと、保育社の蛾類 幼虫図鑑によると、胴体の白色波線はキタエグリバでは連続しているのに対し、キンイロエグリバでは体節ご とに白線がとぎれているそうです。 』 |
2011.5.18更新