晶子のお庭は虫づくし

観察日記2000年3月

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2000年3月5日(日)晴れ 
今日は啓蟄、土の中の虫たちが這い出してくる日だそうです。

2000年 3月6日(月) 晴れ  おうちの庭にも春がきた。
ヒメオドリコソウが咲き始めました。また今年始めてのお客様はミツバチより小さいアブさんでした。 また茶色いクモが地面をはっていました。今年生まれたハエも2匹仲良く遊びに来てくれました。

おすすめ絵本

ミススパイダーのティーパーティ
デビット・カーク著  日本ヴォーグ社

クモの女の子が、お茶に招待したいと思うけど、みんなは怖がってお友達になってくれない・・・・

2000年3月7日(火)晴れ
はこべの白い花が咲始めました。

2000年3月12日(日)晴れ
よもぎの新芽が出始めました。まだ少し小さいかなと思ったのですが、まだアブラムシも出でいないようなので、よもぎだんごにしていただきました。   

2000年3月13日(月)晴れ
外において置いたバケツの中のタオルに、茶色いイモムシが住んでいました。まだまだ寒いのに、どうして!多分今年生まれたのではなく、幼虫越冬していたのかも知れません。バケツの中には糞が、ひとつだけありました。なにか食べさせなくてはと思い、とりあえず近く生えていたはこべ、ポピーの葉、菊の葉を上げてみると、ポピーの葉を少し食べてくれました。

おすすめ絵本

じめんのしたのなかまたち
ケティ・ベント 絵  エンベリーン・ハスラー文  若林 ひとみ 文 
富山房
地面の下で冬ごもりをはじめた虫たちのお話です。いもむしのエンゲリン、ふたごのミミズのシュヌープとクヌープ、てんとう虫?のロトロ、毛虫のリアたちが繰り広げるとても素敵な楽しい物語です。

 

2000年3月15日(水)
朝早く、白鳥の群れが我が家の上空を飛んでいきました。北国へ帰る途中なのでしょうか。また来年会える日を楽しみにしています。

2000年3月21日(火)晴れ
やっと庭の沈丁花(ジンチョウゲ)が咲き始めました。いつもならもっと早い時期に咲いているのに、今年は寒さが厳しかったようです。車で走っていたら、道路にツグミが横たわっていました。どうしてもそのまま通りすぎる事が出来ずに引き返し、つぐみを車に乗せて家に戻ってきました。車にでもぶつかったのでしょうか。首の骨が折れていました。夜ツグミの大好きなピラカンサの木の下に塚を作りました。もうすぐ故郷へ帰る日もまじかに迫っていたのにね。無事天国へ行ける事をお祈りします。

2000年3月24日(金)雨のち晴れ
雨が上がって庭に出てみると、ベニア板の下でだんご虫の赤ちゃんが生まれていました。体長5〜6_に育っていました。またうさこのトイレ(木のペレット)を埋めようと穴を掘っていたら、ハサミムシに遭遇しました。「元気だったんだね。」と思わず声をかけたいくらいうれしい出来事でした。

 

 

おすすめ絵本

ころちゃんはだんごむし
  高家博成  中川道子作  童心社  本体800円
だんご虫の兄弟の中で一番小さいころちゃん みんなでお散歩にでかけるのですが・・・途中ころちゃんをいろいろなハプニングが待ち受けています。ころちゃんは無事にお家へ帰れるのかな。

花うさライン

だんごむしのタディ ダンダン(こどものとも年少版 1999年9月1日発行)
 おのりえん作  沢野ひとし絵  福音館  350円

 

2000年3月25日(土)くもり一時雪
だんご虫の赤ちゃんを4匹、家の中で飼ってみる事にしました。名前はころちゃん1号〜4号です。  

2000年3月27日(月)くもり
申し込んでいたバケツ稲のセットが今日届きました。桜が咲いたらもみを植えて、化成肥料と木酢液では、どのように違いが出るか観察して見つるもりです。また稲に集まる虫についても観察出来たらと思っています。

2000年3月29日(水)晴れ 春一番が吹きました。
久しぶりに春らしい陽気になりました。庭の白いクロッカスも咲き、ムスカリもつぼみを持ち始めたようです。椿の木の下で、アカアリが活動を始めました。そのすぐそばには、ミミズの糞が小さな山になって出来ていました。ミミズも冬眠から覚めたようです。ミミズは、きれい好きなのでしょうか? 糞は地面の上にするようですが、いつもトイレは決めているのでしょうか。砂を人の手で2つまみしたぐらいの量がよく盛り上がっているのですが、一度にするものなのか、それとも同じ場所に決めているのかとても不思議です。近いうち、ありとミミズの観察日記も始めてみようかと考えています。

2000年3月30日(木)晴れのちくもり
きのうミミズの糞を見つけた場所の糞をそっと手でかいてみると、穴がたくさん空いていて、3ミリから5ミリぐらいの透明に近い白いミミズの赤ちゃんをみつけました。でも確信はないので、家の中で飼ってみることにしました。一歩間違えば、ミミズではなく、センチュウの可能性もあり得る訳で・・・んー。

おすすめ絵本

おおきなポケット1999 7月号 ミミズのあくび
  沢口 たまみ 絵  斉藤 隆夫 文 福音館書店 本体770円
夜中降り続いた雨のために、アスファルトの上には、たくさんのミミズがいっぱいです。ミミズが苦手でとうとう道にしゃがみこんでしまったマユちゃんですが、ミミズを拾って畑に戻してあげているおじさんとの出会によってミミズに対する気持ちがすこしづつ変わっていきます。

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