晶子のお庭は虫づくし
キドクガの観察日記1 |
ドクガ科>キドクガ 体長約30ミリ、頭部は丸く光沢のある黒褐色です。胴部はやや円筒形で黒褐色、気門下線は太く鮮やかな橙黄色です。 前胸節の気門前瘤起はもっとも大きく赤橙色です。 モンシロドクガによく似ていますが、前胸節の赤橙色の気門前瘤起から白色及び黒褐色の長毛を射出しているのが特徴です。 食餌 ヤシャプシ、ヤマナラシ、マンサク、リョウブ、ハクウンボク、ツツジ、クズ、アカメガシワなど、多食性です。 |
2003年8月10日(日)
クズの葉にいたキドクガの終令幼虫です。 この日の夕方には荒い茶色い繭を作り始めまし た。 前胸節の赤橙色の気門前瘤起から白色及び黒褐 色の長毛を射出しているのが特徴 |
上記の写真はモンシロドクガの幼虫です。 |
蛹の期間は約2週間、繭は紡鐘型で体毛を混ぜて 作られ、淡い暗黄褐色です。 |
2003年8月25日(月)
無事に羽化しました。 開張♀25〜33ミリ、♂32〜38ミリ。 翅の中央の黒斑はその外縁が強く屈曲していま 亜外縁の黒紋は光沢があり、個体によっては第6 分布 北海道、本州、四国、九州、屋久島、 |
参考文献
原色日本蛾類幼虫図鑑(上) 保育社
原色日本蛾類図鑑(下) 保育社
日本産蛾類大図鑑 講談社
2011.5.14更新
2020.1.27更新