晶子のお庭は虫づくし
モモイロツマキリコヤガの観察日記1 |
ヤガ科>モモイロツマキリコヤガ 体長約30ミリ、胴部細いシャクトリムシ状。第1〜第3腹節の亜背線部に各関節1対ずつの長い指状の突起を生じ、第3腹節のものはやや短い。 また第8腹節の背面中央に1本の長大な尾角様の突起を生じ、その先端は左右に二岐する。頭部暗紫褐色で触覚赤褐色。 胴部紫紅を帯びる暗黄褐色ないし暗褐色です。背線および側線は黒褐条なすが、きれぎれになり、気門線上と気門下線に一層細い暗色条が さらにきれぎれにあらわれる。指状突起は濃色、気門及び胸脚は黒色。腹脚、尾脚も暗色です。 幼虫は6〜10月に見られます。 食餌 サルトリイバラ シオデ(ユリ科) |
2004年7月4日(日)
一番小さい幼虫です。体長8ミリ | 体長1.5センチ |
サルトリイバラにいるところを見つけたのですが、ちょっとでも葉が揺れるとあっという 間に地面に落下して姿を隠してしまいます。一番大きい個体は2.5センチです。 |
2004年7月5日(月)
一番大きな幼虫です。 | 一番小さな幼虫です。 |
成長とともに体の模様がはっきりしてくるようです。 |
シャクトリムシのような体勢をとっているこが多いようです。 A3、A4の腹脚は退化しています。 |
参考文献
日本産蛾類大図鑑 講談社
日本産蛾類生態図鑑 講談社
原色日本蛾類幼虫図鑑(上) 保育社
原色日本蛾類図鑑(下) 保育社
日本幼虫図鑑 北隆館
2011.5.8更新
2020.1.24更新