晶子のお庭は虫づくし
タケノホソクロバの観察日記1 |
マダラガ科>タケノホソクロバ
体長約18ミリ、体は黄褐色または橙褐色です。体の各瘤起は黒褐色で小刺をそなえた刺毛を放射線状に密生します。年2回発生で卵で越冬し早春に孵化した幼虫は7月ごろまで見られ、次は8〜9月にでます。幼虫に触れると激しい痛みがあり痳疹ができます。若令幼虫は多数行列して葉裏の葉肉のみを食べるので食草は一面白くなります。
食餌 タケ類、ササ類(イネ科)
分布 北海道、本州、四国、九州 昼間飛びます。
2003年8月8日(金)
タケにいたタケノホソクロバの亜終令幼虫 です。 一番大きいものは体長1.5センチです。 採取した幼虫は終令が2頭、亜終令幼虫 が2頭です。 |
終令幼虫の一頭が自分の体を嘗め回して います。 |
2003年8月10日(日)
亜終令幼虫の2頭です。眠にはいったらしくティシュの 上でじっとしています。 |
終令幼虫です。体長は1.5センチです。 |
2003年8月11日(月)
亜終令幼虫の2頭が脱皮して終令幼虫になりました。 | 終令幼虫です。 |
参考文献
原色日本蛾類図鑑(上) 保育社
原色日本蛾類幼虫図鑑(下) 保育社
2011.4.30更新