晶子のお庭は虫づくし

カブトエビの観察日記1

飼育方法

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2000年5月25日(木)
トリオップスの観察を始める。
説明書通りに水槽に木屑と一緒になった卵を入れてみましたが、どれが卵なのか区別が全くつきません。

2000年5月26日(金)
産まれた形跡はみられません。残りの半分の木屑を水槽に入れてみました。

2000年5月27日(土)
かなり暖かかったので、産まれるかと期待したのですが、やはり卵が孵った様子はありません。

2000年5月28日(日)1日目
朝、水槽を覗くとなにか透明なものが動いて見えました。でもはっきりした形までは認識出来ず、説明書に書いてあったミジンコかも。
夕方しっかりトリオップスと確認出来きました。大きさは1〜2ミリぐらいだと思います。

2000年5月29日(月)2日目
水槽の上に浮かんだ木屑を食べているのか、それともじゃれて遊んでいるのでしょうか。泳ぎ回る様子がよく解るようになりました。3匹はいるようですが、1匹だけ少し大きめのトリオップスがいます。多分少し早めに生まれたのでしょう。

2000年5月30日(火)3日目
あっと言う間に5ミリぐらいまで、大きく成長しました。早速耳かきでエサを入れてあげました。

2000年5月31日(水)4日目
体長は昨日の倍に成長し、1センチぐらいになっています。上にあがってきては、また潜って行く行動を繰り返しています。水草を少し入れてあげました。

2000年6月1日(木)5日目
一生懸命、足を動かしています。やっぱり足の動きは海老そっくりです。とても忙しそうに動き回っています。水面に浮いている木屑にしがみつき、じゃれて遊んでいるみたいです。

2000年6月2日(金)6日目
脱皮殻が水槽の下に沈んでいました。脱皮の瞬間はみることは、出来ませんでしたがでも毎日目に見えて大きく成長しているのがわかります。

2000年6月3日(土)7日目
体長が2センチを超えたので、エサを粒の大きいものに変えました。でも水草を食べているようです。休む時は水草につかまってじっとしています。

2000年6月4日(日)8日目
一匹に一個ずつ水面に上がって来た所を見計らってエサをあげました。それぞれお腹にエサを抱えて下の方へ降りていました。

2000年6月5日(月)9日目
頭部のあたりが少し赤みが出てきて、少しずつカブトエビらしくなってきました。背中には海老の背わたのような黒いものが透けて見えます。

2000年6月6日(火)10日目
お腹を上に向けてよく泳いでいます。またエサをさがしているのか、一生懸命、足で砂をかいています。随分糞も目立つようになってきました。

2000年6月7日(水)11日目
一度にエサを食べるわけではなくて、お腹の上にエサを載せて転がしながら少しずつ口に運び、お腹が一杯になるとエサを手放すという繰り返しをしているようです。

2000年6月8日(木)12日目
トリオップスの糞は金魚のように長くて、黒っぽい糞です。やっぱり食べていると出て来ることが多いようです。

2000年6月9日(金)13日目
以前に入れて置いた水草が気がついたら、茎が少し残っているだけになっていました。ちょっとエサが足りなかったのかもしれません。

2000年6月10(土)14日目
最近2、3日で水が汚れてしまいましす。それだけ成長して食べている証拠なのでしょう。

2000年6月11(日)15日目
頭からしっぽの先までで、3センチぐらいまでに成長していました。

2000年6月12日(月)16日目
前足に海老と同じような、はさみのようなものがついているみたいです。やっぱり海老の仲間なんですね。

2000年6月16日(金)20日目
昼間かなり暑かったせいか、水温が上がってしまい、酸素不足になってしまったようです。夕方2匹のカブトエビの様子がおかしくなってきました。元気な一匹が一生懸命弱ってしまったカブトエビに被いかぶさるようにしていました。

2000年6月17日(土)21日目
2匹のカブトエビがあの世に旅立って行きました。辛いけどこれが現実です。またいつか会えるといいね。無事に天国に行ける事、お祈りします。

2000年6月20日(火)24日目
一匹になってしまっとトリオップス、なんだか淋しそう。それにしても何本足があるんでしょう。沢山ありすぎて数えられません。

2000年6月21日(水)25日目
付属の小さな水槽では、酸素不足になってしまいそうなので、濾過器を入れた大きな水槽に移して見ました。でも水槽とカブトエビがあまりにもアンバランスでどこにいるのかがよくわかりません。

2000年6月22日(木)26日目
なんかとっても元気に泳いでいます。上手に脱皮にも成功し、尻尾の先まできれいに脱げた殻が水槽に浮いていました。

2000年6月23日(金)27日目
エサをいれてもちゃんと食べているのか、以前のように確認することが出来ないのですが、でもなくなっているようなので、探して食べているようです。水草も結構好きみたいでかなりまた茎だけになってきました。

2000年6月24日(土)28日目
ラッコみたいに、お腹に石を乗せて足でぐるぐる石を回して遊んでしました。

2000年6月25日(日)29日目
随分大きくなってしっぽの先までで、4センチぐらいになっているようです。でも私には、三つ目の目がなかなか確認出来ません。

2000年6月29日(木)33日目 
今日、また新しいトリオップスの卵を水槽に入れてみました。新たな命の誕生がとても待ち遠しいです。

2000年7月1日(土)35日目
先日の卵から新しい命が誕生しました。1ミリぐらいの透明なものが確認でました。大きなトリオップスは濾過器のホースに捕まって遊んでいます。

2000年月5日(水)39日目 
7月1日に生まれたのは、5日立っても生まれた時と同じです。全然成長した様子が見られません。新たに卵を追加してみました。説明書にはミジンコも混じっている事もあります。と書かれていたのでその可能性もあるかもしれれません。

2000年7月10日(木)44日目
新たに生まれたカブトエビの背中に赤い線が見えます。一番始めに生まれたカブトエビはお歳を召してきたようですが、とても元気に泳ぎ回っています。

2000年7月23日(日)57日目
カブトエヒは最後の脱皮をした後、力尽きてあの世へ旅立って行きました。平均寿命が50日ですから、随分長寿を真っ当したものです。よくがんばったね。娘はまだあの世へ旅立ったとは思えないようです。「今は元気になるように石のお布団でねているんだよね。きっと8月になったら目を覚ますよね。冬ごもりじゃなくて、きっと夏ごもりしているのかな」娘のカブトエビへの語りかけの言葉です。どんな命にだって軽いものなんてありません。

2000年7月28日(金)28日目
ミジンコもよく見ると以外とかわいいです、1ミリもあるかないかくらいですが、うっすらとピンクに色づいています。

2000年9月2日(土)
先日ホテイアオイを入れてあげたら、ミジンコがとても沢山増えました。生まれたばかりのミジンコは、針で刺した穴の大きさぐらいですがそれでも一生懸命に泳いでいます。

2000年9月8日(金)
ホテイアオイの水草にヒルがついていたようで、一匹隠れていました。ミジンコにとりつかれては逃げるように砂の中へ隠れます。またミジンコも何か棒状のようなものに群がり離れません。

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