晶子のお庭は虫づくし

J.skyさんのスミナガシの観察記録12

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12時から続いていた微動がなにやら大きくなった。
もう二時半(/_;)
薄暗い電灯で照らして撮影なので、ハッキリしないが、
頭部が膨らんでいよいよ脱皮か!
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2007.9.9撮影

 

 


激しく揺れ始める。

 

 


頭部へ中味が集まったような状態。
遠心力で皮を破くのかと思うくらいに、激しく揺れる。
画像で一瞬見ることが出来るのだが、付け根が二本足のように
V字になって居ることに注意いただきたい。
ここが 後に一本になり、一層激しく揺れるのだ。

 

 

J.Skyさん撮影のスミナガシ幼虫
脱皮直後はこのようになっていて、一方に白い糸様のものが見える。
脱皮殻を振り払うのに都合良いのか、この先この糸を蛹の内部からたぐり寄せるように
中へ収納していき、枯れ葉のような角度(平らな面が天井に固着する)にまで
引き上がるのだ。 この驚嘆すべきカラクリは初めて観察された。
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2007.9.9撮影

 

 

J.Skyさん撮影のスミナガシ蛹
20分くらいかけて 完全に脱皮、下垂状態。
付け根がよく判るが、今にも切れそう (/_;)
それにしても、わずかの時間で異様な形に置き換わる事に畏敬の念を禁じ得ない。
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2007.9.9撮影

 

 

J.Skyさん撮影のスミナガシ抜け殻
落ちた脱皮殻。立派な角の形は健在だ。
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[続づく]
2007.9.9撮影

 

2007.11.1編集 
2020.1.11更新
2023.11.8更新

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