晶子のお庭は虫づくし
コミスジの観察日記1 |
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タテハチョウ科>コミスジ
北海道、本州、四国、九州および伊豆諸島、壱岐、対馬、種子島、屋久島
成虫は日当たりのよい樹林周辺に多く生息し、低木上をすべるように飛翔します。
シシウド、ネギ、カノコソウ、オトコエシ、クリ、アカメシガシワ、ネズミモチなどの花で吸蜜します。
また樹液、腐果、汚物などで吸汁し湿地でも吸水します。
食草 タンキリマメ、フジ、ナツフジ、ヤブハギ、マルバハギ、ヤマハギ、フタバハギ、メドハギ、ニセアカシア、
ネムノキ、クズ、ヤブマメ、ナンテンハギ、ツルフジバカマ、ダイズなどのマメ科植物。
ときにクロウメモドキ科のクロツバラ、ニレ科のハルニレ、ケヤキにもつくことがあります。
幼虫越冬(終令)
2003.7.12(土)
ある山の中でフジの葉の先端で休んでいるコミスジの幼虫を見つけました。 体長は8ミリ幼虫は中脈を残して葉の先端部を両側から溝状に食べて中脈を裸出し、 葉片を下垂させてカーテンを作ります。 |
2003.7.14(木)
4令幼虫 | 3令幼虫 |
右側の幼虫は食痕の先端から移動して葉の付け根から食べ始めました。 主脈は残しているようです。 体長は7ミリ3令以降は別の葉の中脈にかみ傷をつけてしおらせて食べるように なります。 |
2003.7.15(火)
4令幼虫 体長1センチ | 3令幼虫 体長7ミリ |
参考文献
原色日本蝶類図鑑 保育社
原色日本蝶類生態図鑑 U 保育社
原色日本蝶類幼虫大図鑑 Vo1 保育社
日本産蝶類幼虫・成虫図鑑Tタテハチョウ科 東海大学出版会
図説 日本の蝶 ニューサイエンス社
2011.4.26更新
2020.1.3更新