晶子のお庭は虫づくし

モンキチョウの観察日記5

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2003年9月13日(土)

モンキチョウの蛹 モンキチョウの蛹
昨日、前蛹になった個体が蛹になりました。撮影日は14日です。
蛹は淡緑色で、ハトムネ型ですが、腹部中央の張り出しは弱く体長に対する体の
横幅が広く、頭部突起は極めて短く、太短かい感じがします。
体長は20〜22ミリです。蛹化期間は5〜10日

2003年9月13日(水)野外でみかけたモンキチョウの幼虫

モンキチョウの幼虫 モンキチョウの幼虫
クズの葉を食べていたモンキチョウの
幼虫です。
アカツメクサを食べていたモンキチョウの
幼虫です。
原色日本蝶類生態図鑑(T)の記述の中で1977年の飼育実験ではツルフジバカマ、
イヌエンジュ、ヤブマメ、ハマクサフジ、クズ、ヌスビトハギでは全部死亡という記録が
記載されておりますが、地域によって食草嗜好の差があるのではとも書かれていま
した。
長野県ではツルフジバカマは食草 春はスズメノエンドウ、カスマグサ、6〜7月は
スズメノエンドウ、8月〜11月はシロツメクサと季節によっても変化がみられるよう
です。

2003年9月21日(日)

モンキチョウ蛹 モンキチョウ
最初に一頭が無事に羽化しました。 
モンキチョウ モンキチョウ
成虫はヒメジョオン、タンポポ類、アザミ類、ヒヨドリバナ、コセンダングサ、
アメリカゼンダグサ、シロツメクサ、アカツメクサ、ミヤコグサ、クサフジ、レンゲソウ、
オミナエシ、ママコナなどの多くの花で吸密します。

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2011.4.26更新
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