piyokoさんのオオシモフリスズメの観察日記

スズメガ科＞オオシモフリスズメ
体長130ミリ　最大幅20ミリ　頭部は縦長の三角形で高さ12～13ミリ。頂部はかなり大きく左右に分かれる。胴部は長大な円筒形、胸部前方にかなり細い。各腹節に7条の横皺がある。前胸部より第8腹節の尾角基部側面に至る側線の顆粒は顕著。顆粒は大型の円錐形。尾角の長さは8.5～１０ミリ。短大で僅かに腹方へ湾曲し、粗大な顆粒を帯びる。
頭部黄緑色で側方に白色縦条が走る。胸部は緑色で淡く黄または白を帯びる。顆粒白色、尾角黄褐色。気門白緑色で黒環を持つ。胸脚黄褐色で先端黒褐色。

年１回発生、蛹越冬　早春3～４月に成虫が羽化　5月～6月に幼虫が見られます。
食餌　ウメ、アンズ、モモ、スモモ、ソメイヨシノ、ニワウメ、などのイバラ科　飼育下ではナシ、ヒカンザクラ、ヤマザクラ、ウコンザクラ、イヌザクラ、リンゴ

piyokoさんのメールより

「卵発見の時　 4月 9日 16時16分に撮影しました。
桜の木が周囲を取り囲む池のほとりの石碑に　2～3ｍｍくらい
の鮮やかな黄緑色の卵らしきもの発見。
鮮やかな黄緑色で、まるでシュガーコーティングされたお菓子
がくっついてるよう。　しっかりとくっついてましたが、　そっと
１個はずして持ち帰りました。
まさかこれが　オオシモフリスズメの卵とは知らずに。」

参考文献及び引用文献
原色日本蛾類幼虫図鑑(上) 保育社
日本産蛾類生態図鑑　講談社


4月11日午前9時24分	4月11日午後2時卵の色が茶色くなってきました。