さっていんさんのセスジスズメ・コスズメの飼育記録3

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さっていんさんのブログ 『るぴこぴ日記』

さっていんさんからの飼育記録の続報です。 原文のまま掲載させて頂きました。

2008年10月10日  
コスズメの羽化、久しぶりの感動でした。
当たり前ですが、あのイモムシがあのフォルムに変態する…
実に不思議な出来事で、今思い出しても神秘的です。

現在の蛹は@8/29、A9/26、B9/29に蛹化を始めたもので、@は同ケージ飼育の2匹
ともハエの寄生を受けており、蛹も黒いので先行きが怪しいですね。
AとBは最初の5日位を室内で過ごさせてしまったので10/15までは室内で、
それを越えたらベランダの適応条件で管理する予定です。
AとBはすぐに外で管理すればよかったと少々後悔しておりますが、
夜はガラス越しで気温が低下する環境です。羽化予定まで後5日です。
今から急に室外に移すのも難しいかと思いましたので現状維持しておきます。
飼育の慣れた方が「玄関で保管」とおっしゃっておりましたが、真冬に羽化するアゲ
ハも居たそうでなかなか飼育も難しいと思いました。うまく事が進んで、来年の7月が楽しみです。

羽化時の足場は幸いにも、私の小さなケージでは上部の網を使って羽化していました。
         

 

 

10月13日(月)にセスジスズメが羽化をしました。
あれほど、「足場を………」とアドバイス頂いていたのに上手にキッチンペーパーを
設置できず
8:30に見たときはもう羽化をして、幾分か時間が経っているようでした。
すぐに庭で、新しいキッチンペーパーに捉まらせるべく、移動を促したのですが
セスジスズメが飛んでしまったのです。
しばしバタバタ芝生で羽ばたいていたのですが、何とかケージ内にいい状態で戻せました。
夜になっても、左羽がピンと伸びることはありませんでした。
確かに仕事も詰まっていたけど毎朝確認を欠かしはしませんでした。
予定日を2日過ぎていて、「越冬蛹」と決め付けた私の過信がこのような事を招いた
のでしょうものすごく責任を感じました。

卵のうちから我が家で過ごし、羽化するまでセスジスズメには逃げ場も自由の選択もなかったのに
かわいそうな事をしたと思い、夜を迎えました。
すると、自分で飛んで行ったようなのです。
19:00に外に出したら20:00にはいなかったのです。
残されたキッチンペーパーには茶色いシミがついていました。
羽化するにはたくさん自分の体液を乾燥させる必要があるんですね。

残された蛹はE8月29日とL9月29日に蛹化をしたコスズメです。
Lのコスズメは20日まで室内で様子を見て、室外に移動させようと思いました。

しかし、この時期に羽化したところで子孫を残せないのではと気付きました。
Kのセスジスズメも越冬できるように管理してあげればよかったと、今思います。

 

2008年10月18日
L9月29日蛹化のコスズメが今朝無事に羽化しました。                          
今度はしっかり足場も設置できたので、立派に育ってくれました。
今日は17時にベランダに出したのですが、巣だったのは21時過ぎでした。
やはり夏より蛹化時間が長くなるんですね。
とても嬉しかったです。
可能性の低い蛹が一つ残っています。来年の7月まではしっかり面倒見てあげたいと思います。

2008.11.1更新

 

2008年10月18日 
さらに驚いた事が!なぜか、家の中にシャクトリ虫(1.5p)がいました。
しかも1粒だけフンをしていて、洗濯物についてきたか、庭に出ていた時私に付いてきちゃったかですが、
背中、頭から3分の1位の所に黒い小さな点があったので「ヨモギエダシャク」かもと
庭のヒルガオに戻してやると、すぐに葉を食べ始めました。
10月29日
我が家のヨモギちゃん、10月17日に1.5p位で保護したのですが、
現在は4.5pまで成長してくれています。
終齢ではないようですので、もう1回は脱皮するかしら?と思っています。

 

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2013.7.26更新

2014.11.1更新