晶子のお庭は虫づくし

観察日記2000年7月

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2000年7月1日(土)晴れ
青と赤のイボイボの毛虫さん、ユスラウメの木に沢山いるのですが、かなり大きな毛虫になっていました。さわったら結構いたそうです。さすがにスズメも食べないみたいですね。

2000年7月2日(日)晴れ
かまきりの赤ちゃんが生れていました。どの卵から孵ったかはわかりませんでしたが、薄茶色のかわいい赤ちゃんカマキリでした。年々庭にはカマキリの卵が増えてきています。

2000年7月3日(月)雨
きょうも沢山のかえるさんが道路を渡って我が家に来てくれました。でもよくみているとなかなか庭にはたどりつけないんです。コンクリートて゜土留めしてあるので、ちいさなかえるさんにとっては飛び越えることはとても大変そうでした。ついつい手がでてしまい、何匹かは、我が家へご招待することが出来たのですが、自然とは、厳しいものですね。

2000年7月4日(火)晴れ
今年我が家の庭に沢山見かける青と赤のいぼいぼのある毛虫さんが弱っていたらしく、ありさんに運ばれて行く所でした。毛虫ってお腹には毛が生えていないんですね。沢山の吸盤のような足も前の6足はしっかりした足の形をしていて、いずれ羽化した時の足になる部分らしいです。この毛虫どこにでもいるので何を食性にしているのかがいま一つ不明です。

2000年7月5日(水)晴れ
6月21日に行方不明になっていた、シャクトリムシが羽化しました。羽根を広げた長さは5センチぐらいで、全体に白っぽくグレーの点々が斑についていした。夜になったら外へ出してあげようと思っています。どんな蛹を作っていたのかとても楽しみです。ちゃんと土に潜って蛹になっていたんですね。いとおしいです。

おすすめ絵本

ルラルさんのにわ いとう ひろし さく ほるぷ出版 本体1,300円

ルラルさんの自慢の芝生の庭。誰かが庭に入ろうとするとパチンコで追い払います。ある朝、庭に大きな丸太がころがっています。丸太だと思ったのは、ワニだったのです。怖くて様子をみているとワニが手招きするじゃありませんか。ワニは言いました。「ここにねそべってみなよ。ちくちくして気持ちいいぜ。」その気持ちのいいこと。いつの間にかルラルさんの自慢の庭には、たくさんの動物がやってきました。

2000年7月6日(木)曇り
オンブバッタの赤ちゃんをみつけました。青じその葉に3頭いました。オンブバッタって、シソの葉食べるのかな。でもしその葉は見事なまでにきれいな透かし模様になっていました。絵の具でも塗って押し絵にしたいくらい芸術的な食べ方ですね。悪く言えばあまりお行儀のよい食べ方ではありません。

6月30日にみつけたイモムシ食べる物がとうとうなくなったので、先日冷蔵庫に入っていたキャベツを庭に置いてあげました。あっと言う間にキャベツに移動したらしく、もうイモムシの姿は見えません。日曜日に買ったキャベツの苗もみんなイモムシが沢山ついていたので、たぶん丸いキャベツになる前になくなりそうです。でも元気に育ってくれればいいよね。

今日シャクトリムシが入っていた土を庭に空けたところ、小さな蛹が出てきました。2センチ程の茶色い蛹のカラです。シャクトリムシが蛹になる前は、4センチぐらいには、なっていたはずなのですが、蛹になると小さくなるものなんですね。

2000年7月7日日(金)曇り
今年はなぜかパセリにキアゲハが来てくれない。どうしたのかな。キアゲハがこないうちにパセリは花を咲かせそうです。いつも思うのですが、アゲハの幼虫は、オトイレで飼うといいかもしれません。化学物質の固まりの芳香剤なんて体によくないですから、アゲハのいもこちゃんに柑橘の素敵な香りを振りまいて貰った方がずーといいのでは思うのです。

おすすめ絵本

カマキリさんどうしたの  
   沢口 たまみ 文  あべ弘士 絵 福音館書店 本体311円

始めて巣の外に出たみつばちは、野原の上をお散歩です。まるで風とダンスをしているみたなものはなにかな、草かな、それとも虫かな。そこへやって来たクマバチおばさん。「あれはカマキリだよ。ちょっとでも近づいたら大変なことになるんだよ。」そこへチョウチョがひらりひらりやってきてあっという間にカマキリのかまに捕まってしまいました。次の日ミツバチは蜜を吸いに野原へやってきました。カマキリさん少しも動かない、眠っているのかな。ミツバチの目の前でカマキリの背中の皮がべりっと裂けてしまいました。驚いているみつばちにクマバチおばさんが言いました。「体が大きくなったから窮屈になった皮を脱いでいるのさ」

このお話の続きは、ずーとかまきりさんの脱皮のようすを克明に描いています。ミツバチさんとクマバチおばさんのお話も素敵です。私は一度この絵本の原画を見たことがありますが、言葉には表せない程の感動でした。

2000年7月9日(日)晴れ
庭にノシメトンボと、アカトンボが来てくれました。先日見かけたトンボは、羽根の先が黒っぽかったので、ノシメトンボだったかもしれません。

ナミアゲハ

アゲハも夏型の大きいものが庭に来るようになりました。毎年紫のヤナギハナガサの花がとてもお気に入りのよううで、よく蜜を吸いに来てくれます。

カノコガにとてもよく似ているのですが、カノコガより白っぽい感じの蛾がよく見かけるようになりました。蛾の種類は蝶の10倍はいると言われているので、蛾の図鑑が欲しいです。

赤と青のイボイボ毛虫さんが蛹になっていました。ユスラウメの木の葉を数枚集めて自分の蛹を囲うようにして、糸でくるんでいました。でもちょっと作りが雑で葉と葉の間に隙間が随分あり、寄生蜂が蛹に寄生しようと狙っていました。寄生蜂は蛹になっても寄生するのでとても怖い存在です。一度どんな蛾なのか見てみたく、蛹の付いたユスラウメの木を切って飼育ケースで様子を見る事にしました。寄生蜂に寄生されていないといいのですが。

7月10日(月)晴れ

シャクトリ 今年も夏ツバキにシャクトリムシが来てくれました。でも去年と違うのは、頭に2つ角があるんてす。以外とかわいいのよ。まだ小さいのでしっかり枝にみえますが、終齢幼虫になるともう自分の掴まっている枝より体のほうが太いのでバレバレ状態になります。ずーとプランターに住みついていたマイマイカブリが今日、亡くなっていました。見つけた娘は、ショックでしばらくは泣き止む事が出来ませんでした。天国へ無事に行く事が出来るようにお墓を作ってあげました。ずーと見ていただけに、とても悲しみが大きいです。

7月11日(火)晴れ
庭のヤスデも随分成長して活発に活動を始めたようです。毎年どこから入るのか西の2階の和室にヤスデが出没します。毎日、ヤスデを拾っては庭に戻してあげる事が毎日の日課になります。戻してあげないと誤って踏んでしまったり、ベランダの暑さで死んでしまう事もあります。ヤスデはどちらかと言うと嫌われものですが、でも庭のお掃除をしてくれているんです。だんご虫と同じように、植物の枯れた葉や茎を食べて土に戻す大切なお仕事をしてくれています。虫の住めない庭はいずれは、きれいな花も咲かなくなるのではないでしょうか。いつまでも化学物質にたよっていては、人間にだって良い事ではありません。

おすすめ絵本

かえるのはなび  長 新太  作・絵 佼成出版社  本体903円

かえるさんが、森の中にある花火工場で花火大会の準備をしていると、ある日、象がやって来て、「早く花火見せてよ」と言った。かえるは「まだだよ。ちょっとまってよ」と言ったけど、象は早く見たいと怒ってしまった。そしてかえるが止めるのも聞かず、花火を鼻の中に入れてしまった。かえるが花火を返してといっても象はよくしゃべれない。そこへ森の動物たちが集まってきて花火大会が始まった。花火が次々に上がるけど、象は怖くて目をつむっているので花火が見えないの。それに鼻が熱くてたまらない。花火が終わって、とうとう象さんのびっちゃた。

2000年7月12日(水)晴れ
娘が学校でニイニイゼミがなくのを聞いたそうです。やっとこれで夏らしくなってきました。でも今年は、例年に比べてセミの鳴くのが遅いようです。

2000年7月13日(木)曇り
昨日、主人がヒグラシの鳴くのを聞いたそうです。我が家の側には林がないので、セミの鳴き声を聞けるのが遅くなってしまったみたいです。たぶんもう少し以前から鳴いていたのかもしれません。

ヤスデも身を守るためには、だんご虫みたいに丸くなります。丸まった姿は蚊とり線香のようです。虫も生きていくためには、必死なんですね。

最近、台所と洗面所にアリさんの通り道が出来てしまいました。お引っ越しなのかよく解りませんが、いずれはほっておいてもいなくなります。アリはちゃんと自分の通る道を覚えているみたいです。

2000年7月14日(金)晴れ
気がついたら、ひまわりが咲いていました。まだ私の腰の高さぐらいしか伸びていないのに、がんばって咲いてくれてありがとう。毎年西側の水道の所にマイマイカブリがいつも住みついていたのですが、今年はそこへマイマイカブリの幼虫が2匹住みついていました。ちょっと湿気っぽい所が好きなのでしょうか。たばこの吸殻入れの中にいました。それも水が入れてあってたっぷりニコチンが溶け出している中に。

庭にいたカエルのお尻に何か黒い物が付いていたので、じーと見ていたら、オトイレの最中だったようです。オトイレが終わるまで、数分はかかっていたように感じました。終わった後も、特別お尻に糞が付いていても気にする様子もなくそのまま立ち去って行きました。

おすすめ絵本

はせがわくんきらいや
 長谷川 集平 作 絵 すばる書房 980円

昭和30年、森永乳業徳島工場で製造されたドライミルクに含まれていたひ素によって西日本中心に二万人以上の乳児が身体に異常をきたし百二十五人の赤ちゃんが死亡しました。そして現在も沢山の方が苦しみそして亡くなっています。その赤ちゃんの一人だった彼が、自分の子供頃を描いた絵本です。体が不自由なことで友達からのいじめ受け、その事を彼の視点から捉えています。現在は絶版になっていますが、私たちが忘れてはならない事件の一つだと私は思っています。

2000年7月15日(土)晴れ
アマガエルは葉の上に多く、アカガエルは土の上で過ごすようです。どちらも自分の保護色を選び生活しているんですね。

赤と青のイボイボニャッキーちゃんは、もう蛹になったようで姿は見えませんでした。

2000年7月16日(日)晴れ

ナツアカネ

きょうも庭にアゲハが来て来れていました。アゲハの口はストローみたいになっているので、ロート型の花が好きみたいです。

ナツアカネが庭に来ていたので、写真を撮ろうと思ったら警戒して、尾と羽根をピンと上に向けていつでも飛び立てる態勢をとっていました。

 

アマガエル

先日もアマガエルがお腹に何かを持っているように見えていたのは、マイマイカブリの幼虫が吸いついていたようです。断定は出来ませんが、とてもよくマイマイカブリの幼虫に似ていました。カエルも何度か、前足で取ろうとするのですが、相手もかなりしっかり吸いついているようで、割り箸ではさみ取りました。カエルのお腹はすっかり吸いつかれた跡が内出血していました。

7月10日に夏ツバキに来ていたシャクトリムシが大きくなって7センチになっていました。カメラを向けたら今までシャクトリムシのポーズから小枝のポーズに変身、でも下向きでは変じゃないのかな。シャクトリムシさん。

今日、始めてアフラゼミの鳴き声を聞きました。夏真っ盛りですね。庭で虫を探していたら突然私の目にカマキリの赤ちゃんが飛びついてきました。カマキリさんもびっくりしたかもしれませんが、私もびっくりです。今日のカマキリ赤ちゃんはオオカマキリの赤ちゃんでした。

クチナシの花が今盛りです。とても甘い香りを出しています。その香りに誘われたのか、アカタテハが蜜を吸いに来ていました。

 

しょうこのおすすめ絵本

マフィンおばさんのぱんや 竹林亜紀 作 川本祥子 絵 福音館書店                                  本体  800円

ある日、一軒のパン屋がありました。そこに住んでいるのは、マフィンおばあさんとアノダッテという男の子でした。おばあさんは、パンを作っていました。アノダッテは見ていました。そしてアノダッテは、出来上がったパンを棚に載せました。ある日の夜、アノダッテは起きてパンを作る所に行きました。そしてエプロンをかけました。

アノダッテは、テーブルの前に行きました。まだ小さかったので届きませんでした。なので近くにあった箱に乗りました。そしてアノダッテはパンを作り出しました。いろんな粉を入れて最後におまじないの粉をかけました。そしてかまどに押し込みました。そしてあったかくなって眠ってしまいしまた。そして起きてみるとパンは膨れ上がっていました。

そしてかまどから出てしまいました。それでもっともっと膨らみました。そして今度はアノダッテは、マフィンおばあさんに知らせました。そしてパンは近づいてきました。なのでアノダッテとおばあさんは、屋根裏部屋に行きました。そしてパンは屋根裏部屋で止まりました。そしてマフィンおばあさんは言いました。「私もこういうパンを作って見たかったわ」と言ってパンを一口食べました。そしてそのパンを街のみんなに売りました。おわり
                                  紹介文 しょうこ 

2000年7月17日(月)晴れ

マイマイガ

7月9日に蛹になっている所をみつけた赤と青のいぼいぼの毛虫さんが今日の朝、6時に羽化しました。羽化したばかりで、羽根がくちゃくちゃでした。6時30分には、無事に羽根を拡げることが出来、羽根は閉じた状態でした。7時の時点でようやく羽根を左右に拡げ、羽根を拡げるために必要だった水分を排出したようです。色は薄茶色で触覚がとても太い蛾でした。大きさは4センチ位でそんなに大きくはありません。蛹になる直前に脱皮したようで蛹の先に脱いだ毛の脱け殻がついていました。

マイマイガのオスであることが判明しました。

2000年7月19日(水)晴れ
今月の学研の付録はアリの観察セットでした。女王アリがいなくても働きアリは巣を作るのでしょうか。今日からアリの観察日記を開始します。

2000年7月20日(木)晴れ 海の日
やっと今年オオスカシバがクチナシに来てくれました。葉に止まっているようなので、たぶん産卵のために来てくれたと思いますが、卵はちょっとみつかりませんでした。でもまた会えてうれしいです。

柚子の葉にアゲハの幼虫を発見しました。いつも見ているアゲハの幼虫とはちょっと違うみたいです。もしかしたらクロアゲハの幼虫かもしれません。とりあえず自宅の飼育ケースで観察してみる事にしました。
7月21日(金)晴れ
夜、玄関の街灯をつけていたら、ノコギリクワガタの雄が玄関にきてました。現在飼っているのは、ノコギリクワガタの雌なので、仲良くしてくれるといいのですが、我が家のノコギリクワガタの雌はかなり小さくてコクワガタぐらいしかありません。

2000年7月22日(土)晴れ

コオロギ コオロギのまだ翅のはえていない赤ちゃんコオロギを見つけました。我が家の庭で生まれたのでしょうか。今年はとてもオンブバッタが沢山います。去年マリーゴールドにつがいのオンブバッタが住んでいたのですが、もしかして卵を産んでくれたのかな。カマキリ赤ちゃんも随分大きく成長してきています。

2000年7月23日(日)晴れ
近頃毎日暑さが続いているせいか、葉の上でミイラになってしまったカエルを見つけました。日影にはいるとか出来なかったものかととても残念です。もう一歩も動く事が出来なかったのでしょうね。

おすすめ絵本

バディのおまるくん
ウ゛ァージニア・ミラー作 絵 こばやしさとこ やく 岩崎書店 本体1300円

ある時、ハパの言う事を聞かないバティという熊の子がいました。ある日バティのパパが、「バディ、おはよう」と言いました。そういってパパがベットにやって来ました。そしてバティは「イヤ」といいました。そして次にパパが「起きたかな」と言いました。でもバティは「イヤ」と言います。そして次に「おまるくんにのろうよ」と言いました。でもバディは「イヤ」というだけでした。

バディはイヤイヤ言いながら、おまるを蹴っ飛ばしています。バディのパパが「おまるくんだぞー」と言いました。なのでバディはおまるに乗りました。「うーん」と言いながら、出そうとしています。でも何にも出て来ませんでした。バティはちっちゃな声で、「やっ」と言いました。なのでバディは「ちょっと外で遊んでくる」と言いました。そしてバディは「ヤッ」と言いながら、歩いて行きました。そしたら急にむずむずしてきました。

バディはおまるくんに乗りたくなりました。熊くんは、パンツを引っ張りながら、走って行きました。急いで急いでもっと急いでおまるくーんと言って乗りました。そしておしっこやウンチを出してバティはパパはぎゅーとバディを抱きしめました。
                                紹介文 晶子

2000年7月28日(金)晴れ
今朝、ラジオ体操に出かけた娘がいつもより早く帰ってきた。どうしたのと訪ねると行く途中で毛虫さんに出会い、車にひかれるといけないので草むらに連れて行ってあげていたら、遅刻してしまったので、そのまま帰って来たそうです。

2センチぐらいの大きさのツチイナゴを見つけました。最初見た時、片方の後ろ足を引きずるようにしていたので、怪我でもしたのかと思いましたが、もう片方の後ろ足も震わせながら同じようにして移動していました。背中にはV字模様がありました。

カマキリ

カマキリさんまだ翅ははえてないようですが、6センチ位に成長していました。

クチナチの葉に数日前、オオスカシバの黄色い卵を確認したのですが、今日はもう4ミリ位の大きさの幼虫になっていました。新芽に4匹見つけたので、飼育ケースで飼ってみようと思います。

ヤスデが仲良ししていました。おんぶしていましたが、よく見ると片方は少し小さめで茶色っぽく、もう一匹は黒くて大きかったように思います。恋の季節なんですね。

枯葉をすこしよけてみると、沢山の虫が隠れていしました。だんご虫の赤ちゃんから、ミミズの赤ちゃん、カタツムリの赤ちゃんも沢山生まれていました。

桔梗の葉を上手にくるんで以前にユスラウメにいた赤と青にイボイボいもこちゃんが蛹になっていました。かなり大きくて5センチ位はあったと思います。

夕方雨が降ってヘチマには、カエルさんとカタツムリさんが休んでいました。カタツムリさんのウンチって蚊とり線香みたいに渦巻きになっています。カタツムリも殻も巻き方が決まっているみたいだけどウンチも決まっているのかな。

2000年7月29日(土)晴れ
へちまにいたカタツムリは、中心から見ると右巻きで、その糞は左巻きだった。何か関係あるのかな。

ナミアケバが花の蜜を吸いながらおしっこをしていました。

クロアゲ゙ハが産卵のために何度も何度も飛んで卵を産む場所を確認し一瞬、葉に止まりお尻を曲げ葉に一つずつ卵を産みつけていました。

柚子に産みつけられた卵はとても小さい黄色い卵でしたが、孵化が近い卵は一回り大きく少し赤みを帯びていました。柚子の葉には、沢山のアケバの幼虫がいまいます。でもカエルや蜘蛛が沢山いるのでどれだけのアケバが無事に育つことができるか心配です。

庭でアゲハを見ていたら、近くの電柱に止まり油蝉が鳴き始めました。電柱に止まったときぶつかったのかガシャンという音がしました。電柱についている表示板は止まりにくかったのでしょうか。

オンブバッタ

シソの葉の上でオンブバッタが脱皮した直後で隣には、脱いだばかりの半透明のきれいな脱け殻がありしまた。オンブバッタも脱皮したばかりは薄緑色で小さな翅がはえていました。

玄関先の玉龍にカリバチがいました。とても臆病ですぐに玉龍の中に隠れてしまいます。体調は3センチ位あったと思いますが、とても艶のある黒色で白のポイントが印象的でした。

玄関の壁に昨日の夜から薄黄土色の大きめの蛾が来ていて、今朝もまだ止まっていました。よく見ると薄くて平たい薄茶色の卵を産んでいました。昨年も玄関にたばこのフィルターのような感じのうすべったいものが産みつけられていましたが、このガが産んでいたのですね。今年は無事に生まれるいいですね。

今年はエンマコオロギさんが沢山生まれているみたいでとてもうれしいです。

 

おすすめ絵本

虫の生き方ガイド   月刊たくさんのふしぎ1,997年4月号(第145号)
 澤口たまみ 文 あべ ひろし 絵 福音館書店 本体 680円

虫は、一番身近な野性動物だ。私たちの身の回りには、たくさんの虫がくらしている。地球は虫であふれている。私たち人間も地球上のいたるところに住んでいる。けれど「ヒト」と「虫」とは、体のしくみや生き方が、随分違っている。そもそも虫には骨がない。代わりに、硬い皮膚で体を支えている。硬い皮膚は伸びない。

そこで時々皮を脱いで、大きなものに取り替える。皮を脱いで大人になる時、大変身する虫もいる。子供の虫と大人の虫では、役割が違っている。虫は体が小さい。だって体が大きいと、皮を取り替えるののが大変なんた。小さいと、他の生き物のエサになりやすい。その分、虫たちは沢山卵を産む。何とかして敵から逃げようと頑張っているうちに、虫は素早く動ける体になった。ね、「虫」と「ヒト」って随分違っているでしょう。

 

2000年7月30日(日)晴れ
近くの田んぼのまだコンクリート打ちされていない用水路でアメリカザリガニとシジミを採ってきました。まさかシジミに会えるなんてとても感激です。シジミは金魚と一緒にしてあげました。入れてすぐに砂に入っていきました。

ザリガニを採ったあと道で直径が5センチぐらいあるカタツムリをみつけましたが、鳥にやられた後でした。久しぶりにみた大きなカタツムリでした。スカシバが来てくれました。一昨日から玄関の壁にいる蛾がまだ止まっていました。薄茶色の卵は昨日より大きく広がっています。二晩も卵を生み続けているようです。

おすすめ絵本

こんとあき 林 明子 さく 福音館書店出版 本体1,214円

きつねのこんは、赤ちゃんを待っていました。こんは退屈で眠ってしまいました。そして起きてみると赤ちゃんがいました。こんは赤ちゃんってこんなにかわいいんだと思いました。そして赤ちゃんは大きくなりました。こんはあかちゃんと遊びました。赤ちゃんの名前はあきです。赤ちゃんは時々こんの腕によだれを垂らすけどこんはそんなあきと遊ぶのが大好きです。そしてあきが大きくなってこんは古くなって腕がほころびてしまいました。こんはおばあちゃんの家に行ってなおして貰うよといいました。そしてあきは、私も連れて行ってといいました。こんとあきは、駅へ向かいました。

こんが電車に先に入りました。こんは次の駅でお弁当を買いに行きました。お弁当屋さんには人が一杯です。あきは、こんが来るのを待っていました。こんはなかなか帰って来ません。とうとう電車が動き出してしまいしまた。そして車掌さんが来ました。車掌さんはあきの話しを聞きました。そして車掌さんがきつねくんなら、ドアに尻尾を挟まれていたよ。と言いました。

今いる所でお弁当を食べました。そして次の駅でしっぽが取れました。こんの尻尾はぺっちゃんこです。なので車掌さんに包帯を巻いて貰いました。そしてこんはずーと座っていようねといいました。そしてとうとう砂丘駅に着きました。こんとあきは、おばあちゃんの家に向かいます。そして途中で砂丘と言う所に着きました。

あきは砂丘へ行きました。そして犬に出会いました。こんはあきちゃん怖くないからね。とこんが言いました。犬はこんを持って行ってしまいました。あきは、犬を追いかけました。ようやく山のてっぺんに着いた時、もう犬はいませんでした。そして砂浜を見てみると何かが埋まっているのが見えました。掘り起こしてみるとこんが出て来ました。あきはこんをおぶっておばあちゃんの家へ行きました。

そしてこんを直して貰いました。そしておばあちゃんは潰れた尻尾はお風呂が一番と言いました。こんはお風呂はイヤだといいました。でもおばあちゃんはこんを捕まえてお風呂に入れました。お風呂に入ったこんは、きれいになりました。尻尾も元通りになりました。  紹介文 晶子

2000年7月31日(月)晴れ

マイマイガ

今日で3日目です。薄茶色の蛾がまだ玄関の壁で卵を産んでいます。昨日よりまた広がっているようです。

マイマイガのメスです。あの赤と青のイボイボの毛虫さんの成虫の蛾でした。

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