晶子のお庭は虫づく

キバラケンモンの観察日記2

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2003年8月30日(土)

キバラケンモン終令幼虫
体長は3.8センチです。

2003年9月1日(月)
葉と飼育ケースの下に敷いてあったティシュの間で繭を作り始めました。

2003年9月16日(火)

キバラケンモン キバラケンモン
無事に羽化しました。
キバラケンモン キバラケンモン
開張42〜60ミリ、触覚は繊毛状。腹部の大部分と後翅の内縁部とは鮮やかな黄色。
後翅外縁部にそい広く黒色のものが多いが、暖地に産する大きい個体の中には
この部分が狭く前縁に近い部分だけが黒いものがあります。
キバラケンモン繭 キバラケンモン蛹の抜け殻
老熟した幼虫は枝葉の間にやや厚い黄白色の繭を作ります。蛹は赤褐色、
比較的平滑で光沢を帯びています
が、第5〜7腹節の気門周辺から前縁にかけて尖った顆粒を散布します。
中胸背が少し角ばっています。尾突起
は方形の台形で先端に鉤状に曲がった棘を多数生じ、中央の2本が特に大きい。

参考文献
原色日本蛾類図鑑(下) 保育社
原色日本蛾類幼虫図鑑(上)

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