晶子のお庭は虫づくし

キタテハの観察日記4

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2003年9月1日(月) 

キタテハ キタテハ幼虫
最初の一頭が無事に羽化しました。

 

多化性。暖地では5月中旬〜11月中旬までのあいだ4〜5回発生を繰り返します。成虫はゆるやかに滑翔します。
分布 北海道、本州、四国、九州 周辺離島では奥尻島、佐渡、伊豆大島、淡路、小豆島、隠岐、対馬、壱岐、五島列島、種子島

 

2003年9月4日(木)

キタテハ 成虫はシータテハによく似ていますが、
後翅表亜外縁黒斑上に散布される藍色鱗が
シータテハには見られません。

後翅裏面中央のC字状の銀白色斑は小さく
不明瞭です。

後翅第4脈端の尾状突起は短い。

裏面の地色は黄色味が強く、淡色です。
シータテハは濃く赤橙色。

外縁の鋸歯状のきれこみがシータテハに比
べて弱い。

3、4日続けて2頭羽化しました。

2003年9月10日(水)

キタテハ
最後の一頭が無事に羽化しました。
ルリタテハやヒオドシチョウなどに比べると寄生率は低いそうです。

参考文献及び引用文献
原色日本蝶類図鑑 保育社
原色日本蝶類生態図鑑(U) 保育社 
原色日本蝶類幼虫大図鑑Vol.T 保育社
日本産蝶類幼虫・成虫図鑑Tタテハチョウ科 東海大学出版会
図説 日本の蝶 ニューサイエンス社
原色蝶類検索図鑑 北隆館

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2011.4.30更新
2020.1.2更新