晶子のお庭は虫づくし
スミナガシの観察日記1 |
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タテハチョウ科
>スミナガシ
日本での分布北限は青森県西津軽郡長霊平、東北地方では低地に分布します。
関東以西の本州および四国、九州では広く広く分布しています。
発生は年2回で10月までみられます。蛹越冬です。
食餌は主にアワブキ科の成葉を食べ柔らかい葉はあまり好まないようです。
成虫は樹液によく飛来します。幼虫の食跡は特長があるので、食跡を探すことによって
幼虫はみつけることができると思います。1齢から4齢は葉の裏面に隠れているこ
とが多く、
終齢になると葉の表にいることが多くなります。
2002年9月22日(日)
近くの公園のアワブキでスミナガシの幼虫を見つけました。 大きい方は体長が2センチです。 脱皮直後で色がオレンジ色です。終齢幼虫 |
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最初に見つけた時は右側の写真と同じ色 でした。 5齢幼虫 |
3齢幼虫で頭部の突起が短く目立ちま せん。 体長は1.3センチです。 |
スミナガシ若齢幼虫の食跡です。 1齢幼虫は中脈の両側を残しながら食べ進み、 切った小葉片を吐糸して中脈先端にくっつけて 棒状の塔を作っていきます。2齢以降はみられませんが、 新しい葉に移った場合は葉片を積むことがあります。 写真はカーテンを作りそこで休んでいるスミナガシ の幼虫です。 造塔作業が一段落すると葉のかけらを次々に 綴ってカーテンを作ります。 |
2002年9月27日(金)
終齢幼虫は緑色に変わってきました。 体長は3.5センチです。 |
4齢になったようです。体長は2.1センチで す。 |
2011.4.22更新
2020.1.4更新