晶子のお庭は虫づくし
コオロギの観察日記2 |
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コオロギの飼育方法は弘前大学昆虫学教室の大平 誠さんにご指導頂きました。
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2001年10月27日(土)
エンマコオロギの仲間 ♂ | エンマコオロギの仲間 ♀ |
♂の前翅は翅脈が不規則に曲がっています。 | ♀の前翅の翅脈は網目状です。 |
2001年11月2日(金)
コオロギの幼虫 ♂ | コオロギの幼虫 ♀ |
ようやく小さな翅が出て来た頃の幼虫ですが、♀の腹部には産卵管ができ始めてい ます。この写真は腹部から撮影しています。 |
我が家で飼育しているエンマコオロギの仲間です。去年カナヘビの餌にペットショッブで 買ったものが卵を産んで今年孵化しました。 庭から連れてきて一緒にしたコオロギもいます。 庭にいたのはエンマコオロギです。 タイワンエンマコオロギと思われるコオロギは顔のマユ型が少し目の上が太くなっています。 あごの3本の白い線かはっきりしています。 現在日本にはエンマコオロギの仲間は4種類確認されています。 |
タイワンエンマコオロギ♀ | エンマコオロギ
この個体はいつも土の中に穴を掘って隠れている ことが多いようです。 |
タイワンエンマコオロギ♀ | タイワンエンマコオロギ♂ |
タイワンエンマコオロギは普通元々の生息地(関西から西の太平洋側が中心)では幼虫越冬で卵越冬はしません。 我が家で飼育しているコオロギは、タイワンエンマコオロギと思われますが卵越冬でした。 多分我が家の住む宮城県はタイワンエンマコオロギが棲息する場所ではないので、適応するために卵越冬したと考えられます。 タイワンエンマコオロギだとはっきりは断定できませんので、また来年引き続き観察を続けて結論を出したいと思います。 タイワンエンマコオロギの特徴は上記にも書きましたが、中胸腹板後縁が直線的なのも特徴の一つです。 |
2020.1.23更新