晶子のお庭は虫づくし

J.skyさんのクロスジカギバの観察日記2

ホーム サイトマップ お友達の作品一覧 観察日記1 2 3 4 5 6 7

2003年9月15日(月)

クロスジカギバの幼虫 コバノガマズミを側に置いたがなかなか乗り移ろうとしない。

『コバノガマズミは細毛がありますが・・・何故か嫌って
食べなかった。』

 

 

サンゴジュ 『コレがスイカズラ科でガマズミと同じとは考えにくいが    
アシベニカギバの幼虫は間違いなく齧った。

でも 食草として納得出来ない様子。』

 

 

サンゴジュの葉 071クロスジカギバの幼虫
サンゴジュ 『大きくなっても 茶系の色 コレがサンゴジュを僅かに食べて
いた。 その後脱走。』
サンゴジュの葉を食べた
まずかったのかすぐにいなくなった。
 

 

ミヤマガマズミ 唯一の餌
ミヤマガマズミではと教えて頂く
葉柄が赤くて長い
山からガマズミ、ミヤマガマズミを入手する。         
食べて欲しい〜〜
ガマズミ、ミヤマガマズミ

 

 

 

ミヤマガズミ クロスジカギバの幼虫
ミヤマガズミを側に置いて移動を促す・・・
一部移るのもいた。
『いずれも食草と思われるが ミヤマガマズミに軍配。
茶系 緑系』
クロスジカギバの幼虫 ガマズミ系はムシャムシャ
背麺は暗褐色で濃褐色線により縁どられる。
腹端突起は長く暗紫褐色。
 

 

サンゴジュを食べるクロスジカギバ幼虫
omagaeru
ガマズミで生まれたクロスジカギバの幼虫を、サンゴジュの葉に移したら。
僅かに齧って止めてしまった。

 

 

092クロスジカギバの幼虫 『此のポーズも 若齢時に多いが 終齢幼虫になると    
まっすぐに伸びて居る事が多くなる。

スコッチテリヤ2号と呼びたくなる 可愛いい ポーズ。』

クロスジカギバの幼虫 クロスジカギバの幼虫
頭部暗褐色で頭頂に一対の突起を具える。 後胸背面に暗褐色の1突起を有する。
クロスジカギバの幼虫 クロスジカギバの幼虫の糞
胴部は緑色ないし緑褐色で顆粒を散布する。  
クロスジカギバの幼虫 ↑クロスジカギバ幼虫の糞です。



 

 

クロスジカギバの幼虫 陽光の中で自分の抜け殻を食べる幼虫
同じ葉の上に昨日脱皮したと思われる幼虫もいる。      

 

 

クロスジカギバの幼虫
クロスジカギバの幼虫
『最後しっぽ部分だけは食べずに残した。』   

 

 

J.skyさん撮影のクロスジカギバ幼虫の脱皮の様子の動画です。

 

 

クロスジカギバの幼虫 ついに 食草にピンチが・・・
だが生まれた木を離れようとはしない。
三頭がニアミス
枯葉の産まれ故郷をさまよう。

この枯れ葉状態は幼虫が擬態している事
がよく解るような気がする。
尻尾は食べ残された葉脈に似せているの
だろうか。

クロスジカギバの幼虫 クロスジカギバ幼虫の食痕です。

 

 

 

クロスジカギバの幼虫 クロスジカギバの幼虫
大きさ比べ ガマズミの実はひからびていますが
ちょっとちいさめかも〜
このポーズ間もなくしなくなる・・・

 

2003年9月16日(火)〜18日(木)

 

クロスジカギバの幼虫
真横から撮影したクロスジカギバ終齢幼虫です。 背中から撮影したクロスジカギバの終齢幼虫 
頭部正面から撮影したクロスジカギバの終齢幼虫  落下時に糸でぶら下がる。

 

 

 

 

気門線より腹側には一面に微毛を生じる。気門より腹方は胸部では淡黄色、腹部では淡紅色。
腹面は白色。気門は淡褐色、環のみ黒褐色。

出典 日本幼虫図鑑 北隆館

 


参考文献
原色日本蛾類図鑑(下) 保育社
原色日本蛾類幼虫図鑑(下) 保育社

2023.5.30更新
2023.7.9更新
2023.8.3 〜8.12更新
2023.12.15更新

もどる  つぎ  ほーむ