晶子のお庭は虫づくし

マメドクガの観察日記1

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ドクガ科 マメドクガ
終齢幼虫の体長は約40ミリ、頭部は光沢のある黒褐色で比較的大きい。
体はやや太い円筒形で、黒褐色ないし、黒色。前外向に突出する長い毛が生じ、他の瘤起から生じ毛束は白褐色で柔らかい。
腹節背状のハプラシ状の毛束は暗茶褐色。胸脚は光沢ある黒褐色で腹脚は暗褐色で長毛に覆われています。

幼虫越冬らしいのですが、我が家では幼虫で越冬したものと繭の中で蛹になって越冬したものがいました。

食草 雑食性でダイス、フジ(マメ科)、カイドウ(イバラ科)、ケヤキ(ニレ科) 、ウツギ(ウツギ科)、コナラ(ブナ科)、など
我が家ではダリア、ワレモッコウ、ユキノシタ、ショウブ、ビラカンサ、ノブドウでもみかけました。

2000年8月13日(日)

我が家のピラカンサの葉にマメドクガがいました。....................................

2000年8月14日(月)

マメドクガ幼虫 マメドクガは飼育ケースに這い上がっていま

した。

2000年8月15日(火)

体長は2.5センチです。..............................................................

2000年8月16日(水)

マメドクガ幼虫 マメドクガが脱皮しました。

抜いた皮には毛がそのままついていて頭の部

分は下に落ちていました。

2000年8月18日(金)

マメドクガがやっと飼育ケースがら這い降りて食事を始めたようです。体長は3センチです。

2000年8月20日(日)

マメドクガの幼虫は3.5センチに成長していました。昨日ショウブの葉も食べていました。..

2000年8月21日(月)

マメドクガが飼育ケースの上に這いあがってきました。..................................
また脱皮をするのかそれとも蛹になるのでしょうか。

2000年8月22日(火)

マメドクガがノブドウの葉を食べていたので我が家のマメドクガにもあげてみました。......

2000年8月26日(土)

マメドクガ幼虫 マメドクガはまた一回り大きくなったみたいで毛の色

も黒くなってきました。

 

 

2000年9月5日(火)

マメドクガが蛹になる準備を始めました。
飼育ケースを徘徊しながら、あちこちに糸をはり蛹になる場所を探し歩いているようです。
....
枯れ葉の中で動かなくなりました。

2000年9月21日(木)

マメドクガ マメドクガ繭
マメドクガ成虫 マメドクガ繭
マメドクガが羽化しました。
羽化した後もなかなか飛び立とうとはせず手から離れません。
三角屋根のような感じの地味が蛾でした。
羽化した後の繭をみたら自分の毛を使って繭を作っていたようです。

 

2000年10月9日(日)

数日前からダリアの葉とワレモッコウの葉にマメドクガの赤ちゃんが沢山産まれていました。

 

引用文献及び参考文献
原色日本蛾類図鑑(下) 保育社
原色日本蛾類幼虫図鑑(上) 保育社
日本産蛾類生態図鑑 講談社 
日本産蛾類大図鑑 講談社

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2020.1.26更新