晶子のお庭は虫づくし

生き物達の素顔-虫こぶ編2(コナラ1)

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1ヨモギ 6ギシギシ、エノキ、サツキ 11エゴノキ
2コナラ 7サクラ  
3コナラ 8ケヤキ  
4クリ 9ツノハシバミ、サワシバ、リョウブ  
5ミズキ、シラカシ、キイチゴ
、クズ、イヌツゲ
10アワブキ  

 

コナラ 虫こぶ

2001.6.11撮影 コナラ
虫えいは不明です。

ナラメリンゴフシに一番近いような気もしますがわかりま
せん。
ナラメリンゴフシは、ナラメリンゴタマバチによって、コナラ
などの芽に形成される虫えいです。枝端の芽に生じ、球
形で単緑色、または黄白色、陽光面は桃赤色。
大型のものは40ミリに及ぶ。表面は平滑であるが、部分
的に多少の凹凸がある。

 

 

ナラハウラマルタマフシ

2000.11.4撮影 コナラ
ナラハウラマルタマフシ

ナラハウラマルタマバチによって、コナラの葉裏の主脈お
よび支脈上に作られる球上の虫えいである。白色で時に
は陽光面が桃赤色を呈することがある。表面は平滑で光
沢があり、直径は5〜7ミリ。

 

ナラメカイメンタマフシ

2002.4.6撮影  コナラ
ナラメカイメンタマフシ

(両性世代)日本原色虫えい図鑑 C-127 です。
ナラメカイメンタマフシは第1世代虫えいで、ナラハウラマルタマフシ
(単性世代)日本原色虫えい図鑑 C-143 が第2世代虫えいです。
ナラハウラマルタマバチが冬芽に産卵した
卵で越冬し、翌春、孵化
した幼虫がナラメカイメンタマフシを形成します。

北海道の虫えい(虫こぶ)』の管理人さんに
教えて頂きました。

(第1世代虫えい)ナラメカイメンタマフシは、コナラなどの枝端の芽に生じ、
直径5〜7ミリ表面には水分を含む小突起が密生していて銀白色に輝く。
生育とともに褐色、黒褐色となり、水分を失って海綿状となる。

(第2世代虫えい)ナラハウラマルタマフシは、コナラなどの葉裏の主脈
および支脈上に作られる球形の虫えいです。

2011.4.14更新

 

 

ナラメイガフシ?

2001.10.7撮影 コナラ
ナラメイガフシ?
ナラメイガタマバチによって、コナラやミズナラ、カシワの
芽に作られる虫えい

虫えいの中心部は逆円錐形の木質であるが、表面には
多数の針状片が着生していて、全体の感じはイガ状で
ある。大型のもは直径40ミリを超える。

虫えいは6月中旬から出現する。虫えいは初めは緑色、
9月には発育を停止して緑褐色となり、晩秋には褐変す
る。

幼虫は9月に蛹化、10月に羽化、成虫は11月から12月
にかけて出現する。

 

 

虫こぶ

2001.7.1撮影 コナラ

.病原は未詳ですが、ナラ類こぶ病と言われる菌えいです。
樹木病害の一種です。

北海道の虫えい(虫こぶ)』の管理人さんに
教えて頂きました。
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2011.4.14更新2011....

引用文献及び参考文献
日本原色虫えい図鑑 全国農村教育協会
日本動物大百科8 昆虫T 平凡社
たくさんのふしぎ傑作集 虫こぶはひみつのかくれが 福音館書店
自然の観察事典 アリマキ観察事典 偕成社

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